エドは大幅遅刻でおわびの「グ~!」連発

[ 2008年12月2日 06:00 ]

「流行語大賞」を受賞し笑顔を見せるエド・はるみ

 1年間の世相を反映し、話題となった言葉に贈られる「2008ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表され、都内で表彰式が行われた。大賞には、天海祐希(41)主演ドラマで広まった、40代前後の女性を表す「アラフォー」と、エド・はるみ(年齢非公表)のギャグ「グ~!」を選出。また、北京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した上野由岐子(26)が「上野の413球」で審査員特別賞を受賞した。

 エド1人のために用意されたステージだった。
 午後5時から行われた表彰式。「アラフォー」に続き「グ~!」のトップテン入りが発表されたが、主役はフジテレビのレギュラー番組「トキめけ!ウィークワンダー」の収録中。会場とつながれた電話で、到着予定時刻は約3時間後の8時20分とし、遅刻を知らされていた報道陣もどよめき、観衆からは大きなタメ息が漏れた。
 表彰式は午後6時にいったん終了。受賞者は三々五々に会場を後にし、用意された料理もすべてなくなった。それでも、観衆の多くの女性が居残りし、“生グ~!”を待ちわびた。
 午後7時45分ごろ、ようやくエドが会場入り。午後8時すぎ、エドのための表彰式が始まった。壇上でマイクを向けられ、まずは遅刻したことに「大変失礼致しました」とわびを入れ、会場が待ちに待った「グ~!」を披露した。
 女優やマナー講師を経て40歳をすぎてお笑いの道へ。年下の先輩に囲まれる中、06年5月にデビュー。電車通勤も当たり前だった。それが、レオタード姿での「グ~!」の連発がウケて一気に大ブレーク。8月に日テレ「24時間テレビ」で113キロマラソンを完走。ドラマ、CDデビューも果たし、流行語大賞のほか、「DIMEトレンド大賞」なども受賞した。
 表彰式後に行われた囲み会見では、天海が「(エドを)生で見たかった~」と残念がっていたことを伝えられ、「タイミング~がマッチング~しなかった。でも心の中では三位一体」と、ここでもグ~!をちりばめた。来年の目標は「ベストジーニスト賞」と話し、カメラマン相手にグ~!の連発で締めくくった。

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2008年12月2日のニュース