「京浜工業地帯の父」哀川翔の弟分が演じる

[ 2008年12月2日 06:00 ]

横浜開港150周年記念映画で“メジャーデビュー”する水元秀二郎。哀川翔に似た硬派な新星だ

 来年の横浜開港150周年を記念した映画が製作される。「京浜工業地帯の父」と呼ばれる浅野総一郎を描いた「弁天通りの人々」(監督市川徹)で、主人公をビデオ映画界の新星、水元秀二郎(33)が演じる。水元は山口百恵作品で有名な宇崎竜童(62)阿木燿子(63)夫妻の書き下ろしで主題歌を歌うことも決定。共演の哀川翔(47)が「弟分」として演技も歌も鍛えている。

 「Vシネの帝王」と呼ばれる哀川と竹内力(44)以来、大型スターが出てこなかったビデオ映画界。久しぶりに硬派なニューヒーローが誕生しそうだ。
 来年4月に公開される「弁天通りの人々」は水元にとって初の劇場公開作品での主役。先月発売された「修羅の荒野」シリーズなどビデオ映画で活躍し、骨太な男らしさと人なつっこい笑顔で主婦層を中心に人気者に。出身地の熊本県では、会員1000人を超す後援会が発足している。
 横浜開港150周年を記念した「弁天…」は「京浜工業地帯の父」と呼ばれ浅野財閥を築いた実業家、浅野総一郎を中心に当時の横浜に生きる人々を描いた群像劇。市川監督は水元起用について「骨太な役を演じきれる若手が少ない中、これは秀二郎しかいないと思った」と明かしている。
 その大きな期待は、主題歌への起用にも表れている。水元のために書き下ろす宇崎&阿木夫妻は「横須賀ストーリー」「プレイバックPart2」など山口百恵の全盛期から引退までのヒット作のほとんどを手掛けた名コンビ。宇崎は「歌い方に変なクセがなく、素直で線が太いのが魅力。彼のスケール感に合った壮大なラブバラードを作りたい」とすっかりほれ込んでいる。
 水元を「弟分」として可愛がっている哀川も、役者だけでなく歌手の顔も持っており「応援している。全力でぶつかっていけ。気張れ!」と自身の後継者として期待している様子。水元は「いまスタートラインに立ったところ。偉大な先輩たちに一歩でも近づきたい」と燃えている。

 ◆水元 秀二郎(みずもと・ひでじろう)本名同じ。1975年(昭50)9月30日、熊本県生まれ。04年ビデオ映画「誇り高き野望」でデビュー。趣味は絵を描くこと、車。1メートル72、68キロ。血液型B。

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