笑福亭伯鶴さん 人権問題にも取り組む

[ 2008年12月2日 12:43 ]

 1日夜、電車に引きずられて重体となった笑福亭伯鶴さん(51)は、大阪府立盲学校(現・視覚支援学校)を卒業後、6代目笑福亭松鶴さんに入門し、好きだった落語の道へ。古典落語のほか新作にも挑戦し、風刺の効いた話を演じている。

 1998年から点字新聞「点字毎日」で、月1回のコラムを連載中。やや辛口の内容で人気があるという。在日韓国人のミュージシャンらと組み、演芸を通じて人権問題にも取り組んでいた。
 伯鶴さんのホームページによると、日本アルプスに登り、マラソンにも出場。国内だけでなく、ホノルルやニューヨークの大会でも走っている。

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2008年12月2日のニュース