「黒部の太陽」完全版 40年ぶり上映

[ 2008年11月12日 06:00 ]

 故石原裕次郎さんと故三船敏郎さんが共演した1968年の映画「黒部の太陽」の完全版が12月7日、梅田芸術劇場(大阪市)で40年ぶりに上映される。

 関西電力黒部第4ダムの建設に挑む男たちと、その家族を描いた。裕次郎さんの03年7月の十七回忌で、都内のホテルで約1時間カットした短縮版の上映はあるが、完全版は「上映のタイミングが合わなかった」(関係者)という。裕次郎さんの「大きなスクリーンで見てもらうのが一番」との意向でビデオ・DVD化もされていない。

 「黒部の太陽」は中村獅童(36)主演で舞台化され、10月5~26日に同劇場で上演。来年が裕次郎さんの二十三回忌というタイミングもあり上映が決定。入場希望者は事前申し込みが必要で、1700人が招待される。問い合わせは毎日企画サービス=(電)03(3212)2271=まで。

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