大川栄策 寅さんに扮して柴又を練り歩く

[ 2008年10月26日 20:22 ]

フーテンの寅さんに扮して柴又を練り歩く大川栄策。左は林家ぺー、右は林家パー子

 今年でデビュー40周年を迎えた演歌歌手・大川栄策(59)が、今月22日にニュー・シングル「二人の旅路」(コロムビア)を発売したのを記念して26日、東京・葛飾区の柴又帝釈天で新曲ヒット祈願を行った。

 この日、大川は、同じく40周年を迎えて再び盛り上がっている映画「男はつらいよ」の主人公『フーテンの寅さん』に扮して、京成線・柴又駅前にある「寅さん像」前に登場。大川の宣伝部長を自称する漫才コンビ、林家ペー(66)・パー子(60)が応援に駆けつけ、「いや~、『二人の旅路』はいい曲だねえ。浅草にもお邪魔したけど、今回も柴又でやるというんで、飛び入り参加しちゃいました」と言って、林家はな平、立川春太ら自称・宣伝部員らを引き連れて柴又商店街を練り歩いた。

 そして、帝釈天でヒット祈願の祈祷を行った後、同境内の特設ステージで新曲発表ミニコンサートを開き、「演歌界の栄ちゃんこと大川栄策です。大川栄策のデビューが昭和44年6月、『男はつらいよ』の第一作が44年8月、同じ40周年ですが、あっという間でした。僕も寅さんと同じように昔は全国津々浦々、旅回りをしていました。寅さんみたいにまわりの人を明るく幸せな気持ちにさせたい。」とあいさつし、デビュー曲「目ン無い千鳥」をはじめ、「さざんかの宿」「駅」「二人の旅路」の全4曲を披露。ファンたちとの握手会も行った。

 林家ぺーは「僕もパー子もいろいろありましたが、まるで僕たちのことを歌ったような曲だと、勝手に想っています。ぜひ紅白に出ていただいて、われわれも助っ人に呼んでもらいたい」とエールを送っていた。

 今月30日の誕生日で還暦を迎える大川は「『二人の旅路』はとても力の入っている40周年記念曲で、大きな節目の曲ですが、皆さんの心に残る 曲に育ってくれればと思っています。今日は柴又を練り歩いて、皆さんに温かく声をかけていただいて感激しました」と話していた。

 今月8日に全曲新録音のニュー・アルバム「歌手生活40周年記念オリジナルアルバム~旅路~」、同22日にCD6枚組「歌手生活40周年記念企画 大川栄策CD BOX」を発売。

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2008年10月26日のニュース