三善コンビ1回戦突破“禁断のネタ”解禁か

[ 2008年10月25日 06:00 ]

漫才コンビ「みよしとみよし」は舞台上で頭をいじるなど、さらけ出したネタを披露した(左)三善英史(右)元ちゃらんぽらんの富好真

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 バイセクシュアルとカツラをカミングアウトした歌手の三善英史(54)と、ピン芸人・ちゃらんぽらん富好(48)のコンビ「みよしとみよし」が24日、大阪市内で開かれた漫才No.1決定戦「M-1グランプリ」1回戦に出場し、順当に2回戦進出。三善のヒット曲「雨」をモチーフにしたネタや絶妙な掛け合いを披露。“ゲイ達者”ぶりを見せ、152組中29組の狭き門をくぐり抜けた。
 三善が好意を寄せており、コンビ結成を後押しした漫才師・オール阪神(51)も応援に駆けつけ「よかったですよ」と合格点。意中の人を前に三善は「緊張で倒れそうでした。隣が阪神さんだったら抱きつくのに」と熱いラブコールを送った。
 ただ、好みのタイプではないという富好への言葉は辛らつ。「阪神さんとお話できて、すごく幸せ。もう1つオマケがついてきちゃったけどね」と邪魔者扱いしたかと思えば、目標を聞かれ「紅白に出て、阪神さんに応援に来てほしい」と、完全に相方そっちのけで想像をふくらませていた。
 2回戦に向けて富好は「ネタ時間が3分やから歌ネタ引っ張ったらいけそう。3回戦から準決勝に行くとこがヤマかな」と手応えをつかんだ様子。その3回戦では「カツラを外すというのはどうですか。出てきてあいさつしたとき『あ、落ちた』みたいな」と禁断の?ネタに手を付ける可能性を示唆。異色コンビが“困ったときの髪頼み”で激戦を勝ち抜くか。

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2008年10月25日のニュース