ナベアツが野球監督、エドはウグイス嬢

[ 2008年10月25日 06:00 ]

ゲスト声優としてアフレコ出演する世界のナベアツとエド・はるみ(右)

 スポニチが創刊60周年記念で製作に参加するアニメ映画「劇場版 MAJOR(メジャー)」に、お笑いタレントのエド・はるみ(年齢非公表)と世界のナベアツ(39)がゲスト声優で出演する。エドはヤフードームのウグイス嬢役、ナベアツは少年野球チームの監督役。アフレコではアドリブを連発し、セリフに「グ~」「サン!」とおのおののギャクを盛り込んだ。

 「ご覧いただきました通り、4対0で福岡ソフトバンクホークスが勝利いたしました」
 アフレコが行われた都内のスタジオで、エドが“ウグイス嬢デビュー”した。女性キャスターに扮し、おもしろニュースを読むネタを得意にしていただけに、アナウンスはお手のもの。経験豊富な録音スタッフからも「実際の球場でも十分通用する」とお墨付きをもらった。アフレコは初めてではないが「2次元の絵に声を入れるのはディフィカルトーッ!」とギャグで照れ隠しした。
 立ち会ったナベアツも「ええ声や。コットンの優しさ感じるわ」とベタ褒め。ただ、所属の吉本興業では先輩だけに負けられない。大の野球ファンで、“リトルリーグの監督デビュー”に大張り切り。当初は「スクイズだ」だったセリフを「三振!じゃなくてスクイズだ」とアドリブで変更。セカンドテイクでは「三振!」でアホ顔になり、スタジオ中は大爆笑。「声優に向いてるわ。いつジブリからオファーが来ても大丈夫」と自画自賛した。
 エドはその試合を観戦に来た本人役でも再登場。マイクに向かい、こちらも「ナイスランニング~」と親指を立ててアドリブ。「アニメなのに、ポーズが出てしまいました」と笑った。
 原作は「週刊少年サンデー」(小学館)に連載中で、コミックが4300万部を売り上げた人気漫画。NHK教育でアニメ版(土曜後6・00)も放送中で、21世紀の国民的野球漫画とも言われる。それだけに「ゲストといえどプレッシャーは“メジャー級”」とナベアツ。エドも「ファンにお許しいただければうれしい」と話した。12月13日公開。

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2008年10月25日のニュース