エド・はるみ 悪天候の中113キロ完走

[ 2008年9月1日 06:00 ]

やっとの想いで武道館にたどりついたエドはるみは、持ちネタの「コォ~ッ!」のポーズでテープを切るゴール

 日本テレビ「24時間テレビ31 愛は地球を救う」で、113キロマラソンに挑戦したお笑いタレントのエド・はるみ(年齢非公表)が31日、東京・日本武道館にゴールした。女性ランナー史上最長距離を酷暑と豪雨に苦しめられながら、25時間37分で完走。また、女性4人組グループ「SPEED」が、約5年ぶりの復活ライブを番組内で行った。

 都内に大雨洪水警報が出て、豪雨と雷に見舞われる中の力走。沿道から声援を送られると、エドは涙で目を赤くした。
 「エドコール」で迎えられた武道館では、客席に丁寧に頭を下げて大声援に応えた。ゴールは午後8時42分。両腕でL字を作る持ちネタの「コォ~ッ!」ポーズで、後に倒れながらテープを切り「途中、何度ももうダメと思った。ひとえにスタッフや待っていてくださった皆さんのおかげです」とあいさつした。
 終始、悪コンディションとの闘いだった。30日午後7時6分に神奈川県内からスタート。直後から大雨が降り、深夜には同県内に大雨洪水警報が出た。夜が明けると一転して、晴天になり気温が上昇。都内の最高気温は10日ぶりに30度を記録し、暑さにスタミナを奪われた。以前から痛めていた右足親指付け根と右ひざに激痛が走り、道端に座り込む場面もあった。
 それでも、ファンへの気配りは変わらなかった。表情をゆがめながらも声援を送られるたびに「ありがとうございます」と繰り返した。
 無名だった6年前から、24時間テレビのマラソンランナーに抜てきされることを目標にジョギングを始めていた。その夢をかなえての挑戦。スタート前に「いくつであっても、いつからでも変わることができる。そのことを伝えたくて走ります」と誓った熟女は見事、その約束を果たした。

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2008年9月1日のニュース