「全力っス!」DAIGOが声優初挑戦

[ 2008年8月6日 06:00 ]

米映画「ウォンテッド」日本語吹き替え版で声優初挑戦するDAIGO

 故竹下登元首相の孫でブレーク中のDAIGO(30)が米映画「ウォンテッド」(9月20日公開)の日本語吹き替え版で声優初挑戦する。太古から存在する暗殺集団の王位継承者を演じる。大物政治家の祖父を持つ自身の境遇にも通じるところがあるといい「全力で取り組みたいっスよね」と、DAIGO語録も飛び出した。

 15歳の時に故小渕恵三元首相からお年玉としてもらった5万円が、祖父よりも2万円多かったことを明かし「小渕さん、すげー、じいちゃん超えした」とスケールの大きい!?トークが話題のDAIGO。ユニークな言動で人気急上昇の“ロッカー”が新境地を開く。
 バンド「BREAKERZ」のボーカルとして、マイクスタンドの前に立つのは得意なものの、声優は初めて。「そうっスね、歌うこととは全然違うと思うんで、正直、未体験ゾーン。僕も結構自分の限界ぶっ壊していろいろチャレンジしたいスタンスなんで」と引き受けた理由を語る。
 「ウォンテッド」は、ロシア人のティムール・ベクマンベトフ監督のハリウッド進出作となるアクション。DAIGOは、ジェームズ・マカヴォイ(29)演じる主人公ウェスリー役。上司に怒鳴られ、彼女には浮気される“負け犬”だったが、謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)の手引きで暗殺組織「フラタニティ」に参加する。
 そこで組織の王位継承者であることを知り、暗殺者としての才能を開花させていく役どころ。配給の東宝東和は「おじいさんが首相だったり、DAIGOさんは何か分からないけど潜在能力が高そうな雰囲気がある」と期待する。
 今月中旬に収録。DAIGOは「そうっスね、とにかく(祖父からは)“人に迷惑をかけるな”と常々言われてましたんで、やりきりたいっスよね」。「…ういっしゅ」のDAIGO語録について「自然にセリフに入れてみるかもしんないスね」と意欲を燃やした。

 ◆DAIGO(だいご)1978年(昭53)4月8日、東京都生まれの30歳。03年、「DAIGO☆STARDUST(ダイゴ・スターダスト)」の名前で、氷室京介プロデュースの「MARIA」でデビュー。07年、3人組バンド「BREAKERZ」として活動開始。竹下登元首相の孫であることを明かしバラエティー番組などに出演。1メートル78、57キロ。血液型AB。

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2008年8月6日のニュース