赤塚さん 闘病の末眠るように静かに逝く

[ 2008年8月2日 22:32 ]

 異色の漫画家赤塚不二夫さんが2日、帰らぬ人となった。長く闘病を続けた東京都内の病院には同日午前、赤塚さんの容体急変を受けて長女りえ子さんらが駆けつけた。

 肺炎が悪化し、血圧が低下。緊迫した状況が午後になっても続き、5時前、肉親だけに囲まれて眠るように静かに息を引き取ったという。関係者は「とても穏やかな表情でした」と話した。最後まで意識が戻ることはなかった。

 連絡を受け、漫画家仲間の藤子不二雄さん、北見けんいちさんも病室に駆け付けたが、間に合わなかったという。

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2008年8月2日のニュース