「お帰り、拓郎」800人合唱 母校に歌碑

[ 2008年8月2日 16:01 ]

歌碑の除幕を終え、花束を振って歓声に応えるフォーク歌手の吉田拓郎

 フォーク歌手吉田拓郎(62)の初期の作品「今日までそして明日から」の歌碑が母校の広島修道大(広島市安佐南区)に建てられ、吉田が参加して2日、除幕式が開かれた。

 全国から駆けつけたファンら約800人が参加。吉田が登場すると、大きな拍手とともに「タクロー」「お帰りー」と歓声が上がった。吉田は「みんな元気でいてください」と答え、渡された花束を振った。
 歌碑は幅3・2メートル、高さ90センチのステンレス製で、2年後の開校50周年を記念した。往年の吉田の写真を背景に「わたしは今日まで生きてみました」で始まる歌詞が記されている。タイトルとサインは本人の直筆。曲は吉田が広島修道大の前身の広島商科大在学中に作った。
 吉田はスケジュールの都合で除幕後会場を後にしたが、残ったファン全員で合唱した。

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2008年8月2日のニュース