うめだ花月で落語定席スタート

[ 2008年3月3日 13:22 ]

 「天満天神繁昌亭」の成功に続けと、吉本興業は3日、大阪市北区のうめだ花月で落語定席「花形落語寄席(花花寄席)」をスタートさせた。

 繁昌亭の盛況に加え、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の影響もあって上昇中の落語人気に、吉本興業が“便乗”した形。お笑い芸人にはない「大人の笑い」を求める団塊世代を中心に、幅広い世代の集客を狙う。
 うめだ花月は190席。これまで夜公演のみだったので、空いている昼間を利用する。出演は若手、中堅が中心。10日からは1週間ごとに演者が替わる。口上で笑福亭仁鶴は「落語家が注目されていい雰囲気だ。それを継続する力があるか、試される時期が来た」とあいさつした。

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2008年3月3日のニュース