「京都嵐山 美空ひばり座」4月開館

[ 2008年2月6日 19:21 ]

 2006年に閉館した「京都嵐山 美空ひばり館」(京都市右京区)が全面改装され、4月26日に新施設「京都嵐山 美空ひばり座」として再オープンする。ひばりさんの長男で、「ひばりプロダクション」社長の加藤和也氏(36)が6日、東京都内で記者会見し、概要を説明した。

 新施設は、ひばりさんを“座長”とし、5つのシアターで生前の映像や歌を流す。昭和の街並みを再現し、ひばりさんが加藤氏のために録音した昔話の朗読テープも初公開。ひばりさんの歌でオリジナルCDを作成、購入することもできる。
 加藤氏は「日本人ががむしゃらに働いた戦後という時代を若者に知ってもらい、美空ひばりを後世に残したい」と、思いを語った。
 「美空ひばり館」は1994年、地元の観光会社が開館し、観光客などを集めたが、入館者減で閉館。再開を望むファンが多いことから、ひばりプロダクションが施設を買い取り、リニューアルに向けて準備していた。

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2008年2月6日のニュース