オリオールズ、トレード右腕バズと5年総額109億円で合意 昨季防御率4.87でも潜在力に賭ける

[ 2026年3月28日 08:08 ]

オリオールズのバズ(AP)
Photo By AP

 オリオールズが、トレードで獲得した右腕シェーン・バズ(26)と2026年から2030年までの5年総額6800万ドル(約109億円)の契約を結んだことについて、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が解説している。

 バズは当初、2028年シーズン終了後にフリーエージェントになる予定で、2026年は350万ドルで合意していたが、この契約により新たに4年・6450万ドルが追加された。契約内容は、400万ドルの契約金と2026年の年俸100万ドル、その後は700万ドル、1000万ドル、2100万ドル、2500万ドルとなっている。

 オリオールズはバズのポテンシャルを信じている。バズは高い才能を持つ一方で、不確定要素も残る投手。元1巡目指名でトッププロスペクトだったが、故障によりキャリアは停滞し、2025年開幕時点でメジャー通算100イニングにも満たなかった。昨季は166回1/3を投げたが、防御率4.87だった。にもかかわらず、オリオールズはオフに有望株4人とドラフト指名権を放出して獲得、今回さらに大きな投資を行った。

 指標面で見ると、前向きな材料はある。昨年レイズはハリケーン被害の影響でマイナー球場を本拠地として使用しており、バズもその影響を受けた可能性がある。実際、ホームでは防御率5.90だったのに対し、ビジターでは3.86だった。通常、フライの約12%が本塁打になるが、バズは本拠地で18.9%、ビジターで11.1%と差があった。

 シーズン全体では奪三振率24.8%、与四球率9%、ゴロ率46.7%と、いずれもまずまずの水準だった。平均97マイルの速球に加え、カッター、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分ける。オリオールズはバズがローテーションの軸になると期待している。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年3月28日のニュース