阪神・佐藤輝明 球団史上初の2年連続開幕戦初打席アーチを狙う「一発目から打てれば最高」

[ 2026年3月25日 05:15 ]

笑顔を見せる阪神・佐藤輝(撮影・岸 良祐)
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 阪神・佐藤輝明内野手(27)が24日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で全体練習に参加し、球団史上初となる2年連続シーズン開幕初打席本塁打に照準を定めた。昨年3月28日の広島戦(マツダ)では初回に右越え2ランを打ち、リーグ優勝と40本塁打&102打点の2冠王へ、大きな一歩を踏み出した。目前に迫る27日の巨人戦(東京ドーム)で、ロケットスタートの再現を狙う。

 歴史的な号砲とともに、猛虎は再び頂点へと歩み出す。今季も4番を託される佐藤輝が、球団初となる2年連続での「シーズン開幕初打席本塁打」を思い描いた。昨年は広島戦の初回に先制2ラン。「12球団最速」も重なる鮮やかなアーチで、チームを波に乗せた。

 「もちろんね、一発目から打てれば最高じゃないですか。しっかり練習して、いい準備をしたいと思います」

 巨人の先発はドラフト1位左腕・竹丸だ。当然初対決ながら「映像もよく見て、いい準備がしたいと思います」。昨年に続く敵地での開幕だから、虎は先攻。近本、中野、森下の上位3人の誰かを塁に置いた状態で、初回に打席が回る可能性は大いにある。ルーキーの出はなをくじく一発で先手を取り、一気呵成(かせい)に攻め立てる。宿敵相手に、開幕戦での完勝という最高のスタートを切るためにも、4番のアーチは必須だ。

 今春は第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に侍ジャパンの一員として出場。代表での立ち位置は控えということもあり、たっぷりと実戦機会があったとは言いがたい。16日の帰国後、オープン戦には5試合出場しながら、計14打数1安打、打率・071と低迷した。だが、何も心配はいらない。22日オリックス戦後に「しっかり試合に出られたので良かった」と納得顔。己の感覚さえ良ければ、残った数字は二の次だ。

 昨秋からの肉体改造により、100キロ超までパンプアップしたボディーで世界を相手に戦い、準々決勝・ベネズエラ戦ではドジャース・大谷翔平と1、2番コンビも組んだ。既に確立済みの打撃メカニックに加え、昨季までとはケタ違いの経験値も得た。「(開幕へ)いつも通り。毎年やっている」。シーズンに全力を傾けるべく、大黒柱は「3・27」だけを特別視しない。

 25日の全体練習を終えると、26日は決戦の舞台・東京ドームへ乗り込んで前日練習に臨む。リーグMVPに輝いた栄光の25年は過去の話だ。真価が問われる143試合。心技体で進化を遂げた佐藤輝が、意気揚々と船出する。(八木 勇磨)

 ○…佐藤輝(神)は昨季開幕戦の3月28日広島戦(マツダ)で初回に森下から先制の2ラン。阪神選手の連続シーズン開幕戦本塁打は17、18年の福留孝介まで6人が2年連続で記録しており、今季佐藤輝が打てば8年ぶり。阪神生え抜き打者では79、80年の掛布雅之以来46年ぶりになる。また2年連続第1打席で出れば球団史上初になる。

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