阪神ドラ1立石正広 2軍戦でプロ初のフル出場 WBC優勝ベネズエラの剛腕マチャドを本気にさせた

[ 2026年3月25日 05:15 ]

ファームリーグ西地区   阪神5―1オリックス ( 2026年3月24日    京セラD )

<ファームリーグ 神・オ>4回、立石はオリックス・マチャドの内角攻めに倒れる(撮影・後藤 大輝)
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 阪神のドラフト1位・立石(創価大)が、プロ初のフルイニング出場を果たした。ファーム・リーグのオリックス戦に「5番・左翼」で先発。2―0の3回1死二塁の場面で、カウント0―1から岩崎の高め150キロをはじき返し、右前適時打とした。右脚肉離れから順調な回復を印象づけた。

 「高めの真っすぐ。しっかり捉えられたので良かった」

 実力の片りんを見せつけたのは次の打席だった。4回2死一塁。マウンドにはベネズエラのWBC初優勝に貢献したマチャドがいた。その初球、内角高め155キロのツーシームに鋭く反応。弧を描いた打球は左翼ポールわずか左へ切れた。すると、カウント0―2から内角高め、思わず後ろにのけぞってかわすほど厳しいコースに156キロの球がズバッと来た。最後は空振り三振に倒れたものの、平田2軍監督は「マチャドも本気になったね、WBC以来。本気になったよ」と口にしたように、剛腕の目の色を変えさせた。

 「(マチャドと対戦できて)良かったです。楽しかった。もっともっと、ああいう球を積極的にはじき返せるバッターになりたい」。開幕直前で“本番モード”に入った一線級の投手と対峙(たいじ)できた意味は大きい。

 内野手登録ながらプロ初の左翼守備にも手応えを得た。3回2死、森友の高い飛球を難なく処理した。試合での左翼守備は、大学日本代表で三菱重工Eastと練習試合を行った昨年7月2日以来。「最初は怖さもありましたけど。ガリ(I got it、自分が捕る)と言って捕りに行けたので良かった」とうなずいた。

 1月の右脚肉離れ発症から慎重に段階を踏み、フルイニング出場までこぎつけた。「少しずつ良くなっている。毎日、がむしゃらに結果を残したい」。1軍の舞台へ、ここからは結果でアピールしていくだけだ。 (松本 航亮)

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