【センバツ】無四球完封の神村学園・龍頭 織田との投げ合い制しDHのメリット強調「対策を考えられる」

[ 2026年3月20日 14:16 ]

第98回全国選抜高校野球大会第2日・1回戦   神村学園2―0横浜 ( 2026年3月20日    甲子園 )

<横浜・神村学園>完封勝利を挙げ、ガッツポーズする神村学園・龍頭(撮影・松永 柊斗)
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 2年ぶり7度目の出場となった神村学園(鹿児島)が昨春の王者・横浜(神奈川)を2―0で下し、2回戦に進出した。

 128球の熱投で無四球6安打完封の龍頭は、試合後の取材で「負けたくないという気持ちがあったので最後まで投げきれた。(9回2死満塁のピンチは)1球、1球全力で最後まで投げ切るという思いで投げ切れた」と充実感をにじませた。

 好投手・織田との投げ合いについては「投げ勝ってチームを勝たせようという気持ちがありました」とコメント。「チームメートが打って点を取ってくれたので絶対勝たせようという気持ちでいいボールを投げられた。(無四球完封は)野手がいいので打たせて取ろうということで、その結果が四球ゼロだと思います。(昨春優勝校を破った実感は)まだ沸いていないですけど、次に向けて気を抜かずにやっていきたいです」と胸を張った。

 今大会から導入されたDH制については「バッターの対策や傾向を考えられるのでその分DHはいいと思います。ありがたいです」と語った。

 試合後、取材に応じた小田大介監督は龍頭について「狙い球を絞られていたが、うまく捕手の川本と話しながら、インコースを使ったり、スライダーを狙っているなと思ったら縦の変化のボールを使ったり、うまく内外、高低、強弱をつけてかわしてくれた。ナイスピッチングだと思います」と称えた。それでも最後は長打が出ればサヨナラ負けのピンチに追い詰められたこともあり「王者の圧力を凄く学ばせてもらいました」と振り返った。

 横浜のエース右腕・織田翔希を攻略した。初回、2回と先頭打者を走者に出しながら無得点。しかし、3回先頭の平石が一塁内野安打で出塁すると、犠打で1死二塁。この好機に田中翔大(3年)が外角に流れるチェンジアップに合わせ、右中間への二塁打で先制。さらに左前打で1死一、三塁とした後、川崎怜央(3年)の右犠飛でさらに1点を加えた。

 先発のエース右腕・龍頭汰樹(3年)は左打者の外角に沈むチェンジアップを武器に横浜打線をほんろうした。初回、2回、4回と得点圏に走者を置いたが、直球、チェンジアップともに内外角に制球よく配し、5回から8回までは安打を許さなかった。

 9回は2安打と死球が絡んで2死満塁のピンチを招いたが、最後の打者を空振り三振に仕留めて雄叫びを上げながらガッツポーズ。死球こそ与えたが、無四球での完封勝利となった。

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