ドジャースタジアムがMLB最高額 チケット平均価格に見る“勝利の経済学” エンゼルスは最安値

[ 2026年3月20日 08:27 ]

ドシャースタジアム全景
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 「カリフォルニアポスト紙」が、MLB30球団のチケット価格について報じた。ドジャースの本拠地の平均チケット価格は76.57ドル(約1万2089円)でリーグ最高。MLB全体の平均34.82ドル(約5497円)の2倍以上に達している。

 2位はレッドソックスの63.31ドル、3位はアスレチックスの58.32ドル、4位はジャイアンツの47.85ドル、5位はフィリーズの46.14ドルとなっている。

 よく知られているように、MLBのチケット価格はダイナミック・プライシング(需要に応じて価格が変動する仕組み)が採用されており、ドジャースが遠征すれば、その高騰した価格も“移動”する。リーグ全体で見ると、ドジャースが敵地に乗り込んだ場合、最も安いチケットでも平均62.51ドル(約9869円)まで跳ね上がる。この水準に匹敵するのはライバルのヤンキースくらいだ(もっともヤンキースタジアムの平均価格は34.46ドルで14位にとどまる)。

 一方、平均チケット価格が最も安いのはエンゼルスの本拠地で、1試合平均16.02ドル(約2529円)。これは単に「手頃」であるだけでなく、11年連続低迷という現実を映し出しているとも言える。オーナーのアート・モレノは最近「ファンは勝利よりも手頃な価格を重視している」と発言した。

 同紙は、ドジャースについて「勝利を収益化し、スター性を最大限に活用することで、ファンがプレミアムを払ってでも体験したい商品を作り上げた」と指摘。一方でエンゼルスは「希望を値引きしている」と対比した。

 同じロサンゼルスに本拠を置く両球団の差「76.57ドルと16.02ドル」の間に、現代野球の経済構造が凝縮されている。勝利は単に優勝旗をもたらすだけではない。チケット価格を押し上げる力を持っている、と記事は結んでいる。

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