【センバツ】沖縄尚学・新垣有絃 夏V2へ向け課題「もっとフォークを磨く」

[ 2026年3月20日 05:30 ]

第98回選抜高校野球大会第1日・1回戦   沖縄尚学3―4帝京 ( 2026年3月19日    甲子園 )

<帝京・沖縄尚学>力投する沖縄尚学2番手の新垣(撮影・松永 柊斗)
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 【みんなイイじゃん】第98回選抜大会が開幕した。行進曲でもある「M!LK」の「イイじゃん」にちなみ、連載「みんなイイじゃん」では、夢の甲子園に熱い思いをぶつける人々を紹介する。

 三振を取りにいって取れなかった。それが悔しかった。3―4の敗戦。沖縄尚学の背番号10・新垣有絃投手(3年)は淡々と静かに振り返った。

 「あそこで三振を取れていれば、そういうことも起こらなかったので…」。エース・末吉良丞(3年)が逆転を許した1―2の8回2死満塁で出番がやってきた。8番・鈴木優吾(2年)に対し簡単に2ストライク。そこから粘られ、空振りを奪えない。6、7球目のフォークもファウルにされ、フルカウントでの10球目だ。139キロの直球は右翼へのライナーとなり、一度下がった右翼・久田亜友斗(3年)は前に出ようとして足を滑らせ、捕球し切れなかった(記録は2点適時打)。

 「あの場面で三振を取れるように。今後の課題としてやっていきたい」。新垣はそう言った。日本一の昨夏はスライダーで空振りが取れた。でも「スライダーと直球だけでは打者に見切られて打たれる」

。そこで昨秋からフォークに磨きをかけたが、その新球をファウルにされ、夏への課題が明確になった。前に飛ばされなければ何も起きない。「もっとフォークを磨いて、夏は連覇したい」

 一番長い夏の後に訪れた一番短い春。末吉との二枚看板で臨む最後の夏へ、新垣は大きくなって帰ってくる。 (秋村 誠人)

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