【WBC】ハーパーがベネズエラを称賛「尊敬の念しかない」 充実感も口に「野球は世界で最高のスポーツ」

[ 2026年3月18日 13:48 ]

第6回WBC 決勝   米国2─3ベネズエラ ( 2026年3月17日    米フロリダ州マイアミ )

8回に同点2ランを放ち豪快にバットを放り投げる米国・ハーパー(AP)
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 米国がベネズエラに最少得点差で敗れ、2017年の第4回大会以来となる2大会ぶりの世界一はならなかった。一時は同点となる2点本塁打を放ったブライス・ハーパー内野手(33)は相手を称えた。

 試合終盤に実力を見せつけた。0―2の8回2死一塁、ベネズエラ5番手・マチャドの低めチェンジアップを完璧に捉え、今大会1号本塁打をバックスクリーンへと運んだ。起死回生の同点2ランに、ベンチは総出でハーパーを祝福。一振りで試合を振り出しに戻してみせた。

 しかし同点直後の9回、5番手・ウィットロックが無死二塁からスアレスに決勝の適時二塁打を浴びた。2─3の9回は相手守護神・パレンシアをとらえられず3者凡退。歓喜に沸くベネズエラナインをぼう然と見つめることしかできなかった。

 あと一歩、届かなかった頂点。ハーパーは「彼らの投手陣は大会を通してずっと素晴らしかった。守備も非常に良かったですし、彼らがどれほどこのスポーツを愛しているか、野球というスポーツそのものにどれほどの誇りを持っているかが見て取れた」と相手に敬意を表した。そのうえで「これも試合の一部です。誰かが負けなければならない。そして今夜、それが私たちだったということです」と淡々と振り返った。

 通算363本塁打、2度のMVP獲得とメジャーを代表する強打者は、敗れたとはいえ、大会の成功について特別な感情を抱いた。「今夜、世界は野球が素晴らしいスポーツであり、見ていて楽しいものであること、そしてそれぞれの国の文化が示されたと思います。野球は世界で最高のスポーツの一つです。こうしてファンが集まり、選手たちが一堂に会してこれを成し遂げられたことは、最高に楽しかったです」とさわやかに振り返った。

 初出場のWBC。「もちろん、私は銀メダルで満足しているわけではありません。銀を取りたかったわけではなく、誰だって金メダルを取りたい」と言う。「彼らがしたこと、彼らが戦い抜いたこと、素晴らしい試合をしたことに対して、おめでとうと言いたいです。彼らに対しては尊敬の念しかありません」と重ねて敬意を示す。

 頂点に立つことはできなかったが「彼らがしたこと、彼らのファン、彼らのプレーの仕方を心から尊敬します。異なる文化が混ざり合うのを見るのは最高です。全てのファン、全ての国の代表。野球は素晴らしいスポーツで、本当に楽しかったです。もう一度、ベネズエラにおめでとうと言わせてください。彼らは素晴らしかった。彼らがトップです」と大会を戦い抜いた充実感を口にした。

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