BCリーグ群馬の榊原元稀が台湾プロ野球の楽天モンキーズ移籍 色川冬馬会長付特別補佐「時代の変わり目」

[ 2026年3月18日 23:07 ]

榊原元稀投手 (群馬球団提供)
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 ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは18日、23年シーズンから所属していた右腕・榊原元稀投手(25)が台湾プロ野球の楽天モンキーズに移籍することを発表した。

 同球団からは2月10日に右腕・長大聖投手(26)の韓国・蔚山ホエールズへ移籍が実現。海外リーグへの挑戦が相次ぐ形となった。

 榊原は石見智翠館、大阪観光大を経て23年に群馬へ入団。地道に腕を磨いてきた1メートル78、82キロの右腕は3シーズンで着実に実績を積み上げてきた。新天地への移籍が実現し「長に続いていい報告ができることに嬉しく思います。チームは変わり台湾という新天地でプレーすることになりますが応援していただきたいです。3年間ペガサスで最高な日々を過ごすことができました」とコメントした。

 これまではNPB入りを夢見るラストステージだった独立リーグに新たな扉が開いている。群馬の色川冬馬会長付特別補佐は、榊原の移籍について、先発投手としての高い能力が決め手になったと分析。「多彩な変化球をゾーンに投げられ、長いイニングを任せることができる。先発としての適性が凄くある選手。楽天モンキーズ側は“シーズンを通して先発ローテーションでイニングを食える投手”を求めており、海外挑戦を希望する榊原の意向と合致しました」と経緯を明かした。

 活性化する独立リーグから海外プロリーグへの移籍。これまでは一芸に秀でた選手がNPB入りするケースが目立ったが、海外移籍においては特色が異なるという。「今は時代の変わり目。シーズンを通して戦わなければならないプロの世界では実際に“戦える力”があるかが問われます。独立リーグで年間約70試合を戦い、四死球を少なく約100イニングを投げる。その安定した結果こそが、韓国や台湾の球団にとっての大きな信用につながっています」と色川氏。学生野球、社会人野球の選手は春秋のリーグ戦や大会形式の公式戦となるため、1年間シーズンを戦い抜く独立リーグの選手に新たな価値が生まれている。

 榊原は今後、楽天モンキーズの2軍で外国人育成契約に近い形からスタートし、1軍昇格を目指す。色川氏は「まずはゲームを作り、先発ローテーションの一角を担い続けてほしい。一生懸命頑張っていれば必ず1軍のチャンスは回ってくる」とエールを送った。

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