【WBC】ベネズエラ“精神的支柱”ペレス悲願Vに「WS優勝と一緒」「ニュース見たら」情勢不安にも言及

[ 2026年3月18日 13:07 ]

第6回WBC 決勝   ベネズエラ3─2米国 ( 2026年3月17日    米フロリダ州マイアミ )

初優勝を決めたベネズエラの正捕手・ペレスは金メダルを首からかけ満面の笑み(AP)
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しているベネズエラは17日(日本時間18日)、決勝でアメリカとの激闘を3―2で制して初優勝を飾った。精神的支柱としてチームを支えた主将のサルバドール・ペレス捕手(35)も世界一に喜びを隠し切れない様子だった。

 試合後のセレモニーで金メダルを受け取り、ベネズエラナインとトロフィーを手に笑顔を弾けさせたペレスは、興奮そのまま、Netflixのインタビューにトロフィーを抱えて登場した。

 初優勝に「アメージング!」と目尻を下げ「これが目指してきたもの。いつもベネズエラの人々にサポートしてもらっている。これが届けられて本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

 ラーズ・ヌートバーから「WBCでの優勝はどのような意味を持つのか」と質問が飛び、ペレスは「ワールドシリーズ優勝と一緒だ。一緒のような気持ちだ」ときっぱり。「ベネズエラの人々のために戦ってきて、こういう結果に終われた。ニュースを見たら分かるようにベネズエラではいろいろ起きていて、隠す気持ちは全くない。こういう結果で終われてとてもうれしいです」と語った。今年1月、米国がベネズエラに軍事行動を起こし、マドゥロ大統領を拘束するなど、国内情勢が不安定な中での優勝に感慨深い様子だった。

 そして、国を背負う重圧として「もちろんプレッシャーはすごかったけど、人々を背中で抱えてるような気持ちでこのような結果で終われてうれしい」とうなずいた。

 ペレスは21年に大谷翔平(当時エンゼルス)らとの本塁打王争いを制し、48発でタイトルを獲得した実力者。今大会は正捕手としてベネズエラの投手陣を支え、決勝でも2点リードの6回2死一塁で相手主将・ジャッジを迎え、2ボールとカウントを悪くすると、投手ブットの元へ駆け寄り、35歳のベテラン捕手らしく声をかけて落ち着かせるなど、精神的支柱としてチームを支えた。

 8回に同点2ランをハーパーに浴びた後も「落ち込んでいるように見えたので“まだ同点だぞ!これからやるぞ!”」とナインを鼓舞したと明かした。

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