【WBC】ベネズエラ・カブレラ打撃コーチ「大谷は4打席とも歩かせる」15日準々決勝で侍Jと対戦

[ 2026年3月13日 00:30 ]

11日、練習を終え引き揚げる大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日(日本時間12日)、1次ラウンドが終了し、C組を1位突破した侍ジャパンの14日(同15日午前10時開始)の準々決勝の相手はD組2位のベネズエラに決まった。WBCでは初対戦となる。同国のミゲル・カブレラ打撃コーチ(42)は、主軸の大谷翔平投手(31)への四球攻めを予告するなど、早速“大谷包囲網”を口にした。

 不敵な笑みを浮かべた。ドミニカ共和国との全勝対決に敗れたベネズエラのカブレラ打撃コーチは、球場通路で日本の報道陣に囲まれ「大谷は4打席とも(四球で)歩かせるよ」と本気とも冗談とも取れる口調で語った。

 現役時代にマーリンズ、タイガースで通算3174安打、511本塁打を記録し、12年に“最後の3冠王”に輝いたレジェンド。侍ジャパンとのWBC初対決に「楽しみだ。興奮しているよ。日本と対戦したかったんだ」と声を弾ませた。

 息子たちを含めて球界屈指の“大谷ファン”としても知られ、SNSに家族と大谷との記念写真を投稿することもあった。現役時代は一塁手として大谷の股間にわざとタッチするなどおどけ、別の試合では尻のポケットから走塁手袋を強奪するなど“大谷イジリ”が大きな話題に。大谷も「話しかけてくれたりとか、フレンドリーな感じで接してくれる」と笑顔で語っていた。

 23年7月27日のタイガース戦では、ダブルヘッダー第1試合で完封勝利し、第2試合で2本塁打したことも。敵軍で目撃したカブレラ・コーチは、大谷の怖さを誰よりも知る一人。昨季リーグトップの20敬遠だった大谷が、全打席で歩かされても不思議ではない。

 オマール・ロペス監督は日本戦の先発を、オフにフィリーズからレッドソックスに5年総額1億3000万ドル(約207億円)で移籍した2年連続12勝左腕のR・スアレスと明言した。ポストシーズン含めた大谷との対戦成績は5打数1安打。シンカー、チェンジアップ、カットボール、カーブを多投するメジャー屈指の技巧派にどう対するか、もしくは勝負を避けられるのか。小刻みな継投策も特徴の一つで、左投手を続けてぶつけられる可能性もある。

 ベネズエラのWBCでの最高成績は09年大会の4強。悲願の世界一を目指す南米の雄が、連覇を目指す侍ジャパン、そして大谷の前に高く強い壁となって立ちはだかる。(杉浦大介通信員)

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