広島・栗林良吏が危機感「結果が出ていないのは自分だけ」12日DeNA戦で先発“修正快投”誓う

[ 2026年3月10日 05:05 ]

シャドーピッチングで調整する栗林
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 今季から先発に挑戦する広島・栗林良吏投手(29)が、“修正快投”を誓った。12日のDeNA戦(横浜)でオープン戦2度目の先発。今春の実戦登板では3者凡退斬りが一度もない上に、前回4日のファーム教育リーグ・中日戦では4回7安打3失点と乱れ「結果が出ていないのは自分だけ」と危機感を募らせる。先発枠争いに踏みとどまれるか、真価が問われる。

 先発挑戦元年。栗林は「不慣れ」であることを隠さず、いまだ自分に合うルーティン探しの真っ最中と明かした。一例がブルペン投球。ここまで2度の登板経験を踏まえ、12日のDeNA戦先発に備えて、この日は約60球を投げたという。

 「最初は2日前に50球を投げて、試合で少し張り感があった。前回は、3日前に30球前後。それだと物足りない感じだったので、今回は自分が納得するまで投げようと」

 一時“絶対的”と形容された守護神でも、歩み始めた先発ロードは順風満帆ではない。オープン戦初登板初先発となった2月23日のヤクルト戦は、2回を無難に3安打零封。前回4日のファーム教育リーグ・中日戦では、しかし、4回を7安打3失点に終わった。

 「課題にした右打者への内角球の手応えは良かったけど、先制点を取られ、追い付いてもらった後に勝ち越し点を取られ…。制球もほぼほぼ甘かった」

 今回がオープン戦2試合目で、3度目の実戦登板。栗林には引っかかっていることがある。投球テンポを意識するあまり「先発で3者凡退が一度もない」という苦い現実。そこにも、リリーフから先発に転向する難しさが見え隠れする。

 「菊地原(投手)コーチには“もっとリリーフの時の気持ちで”と言われる。頭では分かっているけど、片隅に(長いイニングを求められる)先発があるからか、先頭打者から入り切れていない」

 何が何でも結果が必要な今回は、まずもって先頭打者に集中。1球目から「ピンチのつもりで」出力の高いボールを投じ、スコアボードに3者凡退斬りからゼロを並べて名誉挽回を図るプランだ。
 「岡本や高が同じチーム(中日2軍)を抑えているし、他の先発も結果を出している投手が多い。結果が出ていないのは自分だけだと思っていますし、危機感をずっと感じている。もどかしいし、ずっと何とかしたいという気持ちです」

 開幕の先発6枠を巡っては現状、栗林の他に床田、森下、新外国人・ターノック、森、高、岡本らが争う。負けられない。修正回答を誓う右腕、快投を演じて憂いを晴らす。(江尾 卓也)

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