「考えすぎるタイプ」脱却 ドジャースの剛腕グラスノー、フォーム改善で覚醒の予感

[ 2026年3月10日 08:25 ]

ドジャースのタイラー・グラスノー(AP)
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 ドジャース先発陣の一角を担うタイラー・グラスノー投手(32)が充実したキャンプを送っている。「カリフォルニア・ポスト紙」のジャック・ハリス記者が9日(日本時間10日)、キャンプでの取り組みとコメントを紹介した。

 メジャー10年目のベテランは「考えすぎるタイプ」で、自らを完璧主義者と認めている。身長2メートル3の細長い体はフォームに多くの可動部分を生み、さらに長年の故障歴もあって、常に健康を意識したフォーム調整を必要としてきた。そのため、2年前にドジャースへ加入した当初は、本人とコーチ陣がお互いを理解するまで時間が必要だった。

 マーク・プライアー投手コーチは「彼のフォームの細かなニュアンスを理解し、本人の感覚と実際の動きを一致させるまでには数年かかった。多くの投手は1つか2つのポイントに絞って指導するが、彼には冗談でこう言うんだ“君には50個あるぞ”ってね」と振り返る。だからこそ昨季終盤、コーチは指導ポイントをいくつかに絞った。

 足と腰のアライメントの調整、グラブ側の腕の使い方の意識付け、そしてリリース動作の簡略化である。その結果、グラスノーはポストシーズンで圧倒的な投球を披露。プレーオフ6試合に登板し、防御率1.69を記録した。

 グラスノーは「去年からずっとすごく良い状態なんだ。今は自然に感じる。もう考える必要はない。ただ投げるだけだ」と語る。これまでキャリア最多でも22先発、134イニングにとどまってきたが、今季はいよいよフルシーズンの活躍が期待されている。

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