栗山英樹氏 チェコ監督から23年WBC“大谷斬り”Tシャツを贈られ「チェコの野球にとって大きかった」

[ 2026年3月10日 19:29 ]

<日本・チェコ>チェコ代表のハジム監督(右)からTシャツをプレゼントされる栗山英樹氏(栗山氏提供)
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 侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(64=日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー)が10日、WBC1次ラウンドの侍ジャパン―チェコの試合前に東京ドームを訪れた。

 栗山氏は1次ラウンドの各国の試合をチェックしており「日本戦ももちろんすごいけど、広い話をすると、この大会は2つの意図、意味があると思っていて、1つは世界に野球を本当に広げていくということ。イスラエル、ニカラグア、イギリスにしても、野球が盛んではない国の野球が本当に良くなっている」と力説。

 「この大会はサッカーのワールドカップのように、いろいろな国が出やすくなってる。あえて野球を広げるために。良いチームを作れるような状況をやっぱりつくってる。それによって本当にいろいな国が“え、野球そこでやってるの?”みたいなチームがすごく良い野球をやってるわけ。そのことがすごくやっぱりうれしくて。要するに野球を広げるという意味では、完全にこの大会って意味を持ったなっていう感じがここまでの予選、いろんなチームを見てて感じていること」と印象を語った。侍ジャパンは10日のチェコ戦後にはマイアミへ向かい、14日(同15日)から準々決勝でドミニカ共和国かベネズエラと戦うことが決まっており、「準々決勝から今度は一番トップレベルの技術っていうのを見せる大会になるわけで。最初にWBCを考えてた時からすると、本当にいい形で前に進んでいる」と目を細めた。

 その野球の広がりを感じる代表的な存在がチェコであり、昨年4月にはチェコ野球協会が「KPMGジャパン」とスポンサーを結ぶなど、野球を取り巻く環境が大きく変わったという。栗山氏は、前回大会で親交を深めたパベル・ハジム監督から前回大会でサトリアが大谷から空振り三振を奪ったイラストのTシャツを贈られ「“それぐらい一つ一つのプレーがチェコの野球にとっては大きかったんです”ということを言っていた。そういう風に(野球が)発展していくのがすごく重要」とうれしそうに話した。栗山氏は大会後にチェコ野球協会の要請を受けて同国野球の名誉アンバサダーにも就任している。

 栗山氏は、8日の天覧試合では天皇、皇后両陛下、長女愛子さまの説明役として共に観戦した。「本当に野球を愛してもらった天皇家がいらっしゃったことは、もう本当に感謝しかありません。雅子さま(皇后)が後楽園球場で行われた巨人のファン感謝デーに来たことがあるとか本当にいろいろな野球の話をしてくださった」と感謝の言葉を口にしていた。

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