【侍ジャパン】佐藤輝明 マイアミへ景気づけのNPB勢1号任せろ!10日チェコ戦スタメンの可能性

[ 2026年3月10日 05:00 ]

一発が期待される佐藤輝
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドC組を3連勝で1位突破した侍ジャパンは9日、非公開練習を行った。井端弘和監督(50)は練習後、10日のチェコ戦(東京ドーム)の先発メンバーについて、過去3戦からの変更を示唆。佐藤輝明内野手(26)が初先発する可能性が高まった。8日のオーストラリア戦で適時二塁打を放つなど状態は上向き。日本代表としてNPB勢の今大会初アーチをかけ、米マイアミでの準々決勝以降に勢いをつける。

 既にマイアミ行きの切符を手にして迎えるチェコ戦。非公開練習後、井端監督はスタメンについて、過去3試合と変わるのか問われると、「そうですね。はい」と答えた。これまで控えだった選手の試合勘を維持し、状態を上げるためにも最終戦を活用するとみられる。その筆頭候補に考えられるのが、昨季セ・リーグ2冠王&MVPの佐藤輝だ。

 虎の大砲の状態は上向きだ。7日の韓国戦では同点の7回1死二塁で代打起用され、痛烈な一ゴロ。翌8日のオーストラリア戦の8回1死一、三塁の場面でも代打出場し、初球を捉えて左翼線深くへ落ちる適時二塁打を放った。逆方向に伸びる打球は好調のバロメーター。WBC初安打初打点は、貴重な3点目を生む一打となり、試合後には「(代打でも)しっかり準備はしている。そこで迷いというのはない。準備が大事かなと思います」と充実感をにじませた。

 6~8日の3連戦で先発出場した近藤、村上、岡本の打撃が低調。三塁では村上、岡本と、右翼では近藤とポジションが重なる佐藤輝が、チェコ戦でアピールできれば、負けたら即終戦となる準々決勝以降の先発メンバーに名を連ねる可能性も出てくる。ここまで侍ジャパンの全6本塁打は大谷、鈴木、吉田のMLB勢(各2本)によるもの。NPB勢の初アーチを描き、マイアミでの戦いに向けた力強い号砲にする。

 WBC開幕後、東京ドームでのフリー打撃で何度も右翼席後方の看板にぶち当てている佐藤輝。日々、自身の番が終わると大谷、村上、吉田から少しでも極意を吸収しようと、ケージ裏で食い入るように観察している。時折、大谷とは身ぶり手ぶりを交えて会話し、さらなるレベルアップに余念がない。今大会でも試合の流れを大きく左右しているのが本塁打。国際大会でゲームチェンジャーとしての役割を担える虎の大砲の一撃は、ファンも待ち焦がれている。

 この日は、宿泊先のホテルでリフレッシュ。オーストラリア戦後には、「(スタメンで)出たら(本塁打を)打ちたい」と力強く語っていた。今大会の日本での最終戦で、NPB勢の存在感を示す。 (石崎 祥平)

≪NPB助っ人はすでに本塁打≫

 ○…WBCに出場しているNPB選手のうち、助っ人外国人は本塁打を放っている。キューバ代表のマルティネス(日)は、コロンビア戦の初回に決勝の逆転3ラン。ダウンズ(ソ)は、父がルーツを持つニカラグアで代表入り。オランダ戦の8回に勝ち越し2ランを放ったが、9回2死二、三塁から大会史上初のサヨナラ本塁打を許し、チームはWBC初勝利を逃した。

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