阪神・モレッタ 忍者スライダー切れた!守護神候補ライブBP初登板で魔球 ヤクルトスコアラー「脅威」

[ 2026年2月10日 05:15 ]

ライブBPで力投するモレッタ(撮影・椎名 航)
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 新外国人右腕のモレッタ(前パイレーツ)が、ライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板し、「忍者スライダー」の威力を見せつけた。梅野から1つ、長坂から2つ、糸原から1つ奪った4つの空振りはすべてこの“魔球”だった。

 「寒さもあったが、全体的には良かったかなと思う。バッターの反応というより、自分がここに投げたいところに投げられた。その意識だけだった」

 結果よりも狙い通りの制球ができたことに手応えを示した。
 独特な軌道を持つ魔球。スライダーでありながら、左打者に対して、まるでシンカーのように逃げながら曲がる「逆方向スライダー」は、パイレーツに所属した昨季、全投球の56%を占めたほどで、絶対的な信頼を寄せる。1メートル88の長身から投げ込む最速159キロの直球とのコンビネーションで、メジャー通算112試合登板で10・60と高い奪三振率をマークした。

 ネット裏で視察した007も警戒を強めた。巨人・萩原哲スコアラーは「非常にややこしいボール。球の出どころが見えにくく、速いスラーブのようで対応が難しい」とうなれば、ヤクルト・松井光介スコアラーは「脅威になる」と断言した。まだ調整段階の初登板で、早くもライバル球団に強烈なパンチを見舞った格好だ。

 打者5人に対して計25球を投じ、許した安打性の当たりはわずか3本。マウンド後には藤川監督やドリスと会話し、状態を確認した。「オフにしっかり練習できていたのが、今のところ出ている。スタッフやチームメートも良くしてくれて、すごく良い環境でやらせてもらっている」。守護神候補として期待がかかる今季。まだ本格的な調整の入り口に過ぎない段階で、これほどの衝撃を与えた事実は、連覇を狙うチームにとって大きな光となる。 (長谷川 柚香)

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