巨人・阿部監督 改めてレギュラー「白紙」強調「みんなにチャンスがあるし、そういう形でスタートを」

[ 2026年2月1日 05:30 ]

キャンプインを前に宮崎神宮に参拝する阿部監督(前列左から4人目)ら巨人ナイン(撮影・村上 大輔)
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 巨人阿部慎之助監督(46)が31日、宮崎キャンプを翌日に控えて宮崎神宮参拝、全体ミーティングなどを実施し、改めてレギュラー「白紙」を強調した。主砲だった岡本和真内野手(29)がブルージェイズに移籍。2年ぶりのリーグ優勝を目指してチームを土台から再構築することを掲げ、現戦力の底上げ、新戦力の台頭を期待するキャンプへ、気持ちを新たにした。

 阿部監督の表情は厳しかった。キャンプインを翌日に控えた宮崎神宮参拝。現役時代から続く恒例の必勝祈願を終え「本当もう白紙です。みんなにチャンスがあるし、そういう形でスタートを切りたい」と改めてレギュラー争いなどの横一線を強調した。

 2年ぶりのリーグ優勝と日本一奪回を目指す就任3年目の今季。根幹からのチームづくりに取り組むキャンプになる。主砲・岡本がブルージェイズに移籍。両股関節を手術した吉川が故障班でスタートするなど、野手の不動のレギュラーは不在の状態だ。「とにかくもうやるしかない。新たなジャイアンツをつくっていくと自分の中でしっかり目標を掲げている。それを貫いて頑張りたい」とこのキャンプ期間では厳しい練習を課すことを打ち出している。

 ただ真っ白なのはマイナス要素だけではない。タレントのアンミカの「白って200色あんねん」の名言のように、どんな色にも染められる可能性を秘めている。岡本に代わって4番候補の一人に挙がるのは、昨季途中にトレードで加入し自己最多11本塁打をマークしたリチャード。キャンプを前に「まずはレギュラーを獲りにいく」と目をぎらつかせた。昨季8勝に終わった戸郷も復活すればエース格の存在。「今年はやらないといけないという気持ちは強い」と雪辱のシーズンへ目の色を変えている。

 他にも新外国人の長距離砲ダルベックや2メートル超の長身右腕ウィットリーらが加入。24年ドラフト1位の石塚もブレークを狙う。宿舎でのミーティングで「競争と準備ということを皆、肝に銘じてやってほしい。俺はジャイアンツに26年いるけれど、ジャイアンツが物凄く好きだし、やっぱりこのチームで勝ちたい」と訓示した指揮官。新たなチームをつくる余白はたっぷりある。(青森 正宣)

 ▽アンミカの「白って200色あんねん」 21年8月放送のテレビ番組で「どんなささいなものでも褒めることができる」と発言。お笑い芸人の千鳥・ノブから手元にあったおしぼりを褒めるように促されて即答した。19歳でパリコレに挑戦した際、現地スタッフから「白は200色、黒は300色」と教えられたことが原点で、世界の彩りの豊かさを全肯定するポジティブ発言として浸透。TikTokなどでミーム化もされた。

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