栗山英樹氏、殿堂入り 長嶋さんから多くの教え「心から感謝を伝えたい」

[ 2026年1月16日 05:06 ]

12年、日本ハム・栗山監督の試合用帽子のツバの裏には長嶋茂雄さんが書いた「3」の文字が
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 野球殿堂博物館は15日、都内で今年の殿堂入りを発表した。競技者表彰のエキスパート部門では元日本ハム監督で、23年WBCで指揮官として侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏(64=日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー)が選ばれた。日本ハム監督時代にドジャース・大谷翔平投手(31)を「投打二刀流」として育成。世界的選手への道筋をつくった。

 栗山氏は昨年6月に死去した長嶋茂雄さんからも多くの教えを受けた。12年の日本ハム監督就任時にはキャンプ前に都内の自宅を訪問。「“自分の思うようにやりなさい”と言ってもらい、本当に心にしみた」と振り返る。その時、ひさしに「3」と書いてもらった帽子をシーズン通して着用した。大谷の二刀流も「可能性があるならやりなさい」と後押しされた。最後に会った時に言われた「これからは高校野球を大切にしなさい。高校野球が日本の野球の原点です」の言葉を肝に銘じ、栗山氏は「心から感謝を伝えたい」と話した。

 《本紙で連載752回》栗山氏は引退後の91年から執筆活動を始め、92年5月12日からスポニチ本紙で連載を開始した。独自の視点から健筆を振るい、タイトルはその年の春に大リーグ挑戦で受けた「トライアウト」を引用し、第41回から「熱中せんせい」、第389回から「熱中先生」に。93年に桐朋学園短大の講師となり、タイトルを変更した。日本ハム、侍ジャパン監督時代の中断を挟み、CBO就任に伴い24年1月4日付で一時休載となるまで連載は752回を数える。また23年6月13日から開始した、日々の暮らしでの気づきを絵と文字でつづる連載「自然からのたより」は現在も続いている。

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