休部のパナソニックからかなえるプロ入り 山城、斉藤と同じ舞台へ 本田の勝負の1年

[ 2026年1月7日 08:00 ]

亜大から社会人野球に挑戦する本田峻也
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 新春は野球選手にとって新天地でのプレーでの始まりである。亜大から社会人野球に挑戦する本田峻也にとって26年は人生を左右する年である。

 東都大学野球リーグで通算11試合に登板した左腕が選んだのは26年限りで活動を休止するパナソニック。入社を決める前から休部するという話は関係者から聞いていたものの、声をかけてもらった恩義に応え、入部を決めた。このような状況でも本田は「1年目からドラフト対象になる」とプラスに捉えていると語り、「人生を左右する1年になる。結果にこだわります」と強い気持ちで新年を迎えた。

 チームメートからの刺激も活力となっている。亜大の同期には広島からドラフト2位指名を受けた斉藤、巨人から3位指名を受けた山城がいた。一足先にプロ入りを決めた2人ついて本田は「山城と斉藤は1年生の時からずばぬけていた。斉藤は何球投げてもケガをしない。山城は天性の才能を持っていた」と能力の高さに舌を巻いた。

 同学年2人が活躍する一方、本田の大学4年間は故障の連続だった。左肩腱板(けんばん)の損傷や脚の肉離れなど度重なるケガに悩まされた。それでも地道なリハビリを続け、大学4年時には計4試合に登板。「大学でケガをしなかったのは4年の時だけ。でも、びびった腕の振りではなく、自分の腕の振りを取り戻すことができて、自信がついた」と最高の形で社会人入りを迎えた。

 目標はドラフトで指名を受けること。「1年でプロに行くことがパナソニックへの恩返し」。運命を変える新年が始まった。(記者コラム・小林 伊織)

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