前監督・原辰徳氏が巨人の4番問題に斬り込んだ! 外国人頼みは「芸がなさ過ぎ」

[ 2026年1月7日 16:14 ]

原辰徳氏
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 前巨人監督の原辰徳氏(67=巨人オーナー付特別顧問)が元日午後1時から放送された「ニッポン放送ショウアップナイター60周年特別番組『江本孟紀・原辰徳 プロ野球に60n!(ロックオン)新春放談』」に出演。自身の後任に指名した巨人の阿部慎之助監督(46)にやんわりメッセージを送った。

 江本孟紀氏(78)、原氏、そして進行役を務めた松本秀夫アナウンサー(64)と出演者全員が7月22日生まれというメンバー構成で始まった新春特番。そのなかで、主砲・岡本和真内野手(29=現ブルージェイズ)が抜ける2026年の巨人4番問題に斬り込んだ。

 2024年セ・リーグ覇者の巨人は今季開幕戦で2025年優勝の阪神といきなり激突するが、この開幕カードについて原氏は「重要だと思いますね」とキッパリ。

 「特に安定感という点ではね、今年のタイガースも戦力はそろってますよね。一方、ジャイアンツはね、やっぱり4番打者がいなくなった。ローテーションピッチャーも含めてね、かなりしんどい状態からスタートを切るであろうというね。そういう意味ではこの1月、2月、3月。開幕までのね、どういうチームを構成するのか。どういうメンバー…簡単にいうと誰が4番バッターになるのかっていうね。そこの部分からいくと、ジャイアンツは非常にスタートというのは重要であろうというふうに思いますね」と続けた。

 シーズンオフに4番候補としてメジャー通算47本塁打のダルベックを補強した巨人。昨季、岡本の負傷離脱中に一番多く4番を務めたキャベッジの残留も決まっている。現時点では4番に外国人選手が入ることが予想されるが、江本氏がまず「とりあえず外国人選手に頼るのがちょっと…」と疑問を呈す。

 そして、原氏は「松井のいなくなった時にはね、僕も経験しているわけでね」と松井秀喜氏(51)がヤンキースに移籍して“4番不在問題”に直面した2003年を回顧。

 「それは大きかったですよ。でも、ポスティングではなくね、FAという権利のなかでアメリカに行ったわけですしね。そこはもう気持ち良く我々は送り出すっていうことは大事なことであるっていうふうに思いましたけども」とした。

 松井が抜けた2003年は争奪戦の末にヤクルトから獲得したペタジーニを4番に据えた当時の原監督。「ペタはね、選球眼が凄く良かったですね。打てなくてもフォアボール。そののちにラミ(ラミレス)。ラミも素晴らしい選手ではあったけど、ラミはペタジーニの選球眼があればさらに凄い選手だったですね。ラミはどちらかというと打ちたい、打ちたいだから。ボールをセレクトする力というよりもヒットするということを重要視した選手でね、そういう点ではペタジーニは存在感はありましたね」と振り返った。

 それを踏まえた上で、今回の4番不在問題。原氏は「4番バッターがいないってピンチではあるんですが、ピンチって必ずチャンスに変えられるんですよ。ピンチをピンチと思わないような…少なくとも監督は強がる程度の、むしろ強がって、面白いじゃないのっていうような形でチームをつくり、そして若い選手、あるいは中堅クラスがまだ伸び悩んでいるような選手がポーン!!!と出てくるケースもあるわけですよ。また、そういう環境にしなきゃいけないと思います。だから監督自ら4番バッター、あるいはローテーションピッチャー。“もう外国人に頼ります”というのは芸がなさ過ぎますよね」と語った。

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