ドジャース・大谷 3年連続4度目満票MVP!真美子夫人と“デコピン”コーデで喜び 愛娘も声で参加!?

[ 2025年11月15日 01:30 ]

ドジャースの球団公式インスタグラム(@dodgers)から

 ドジャース大谷翔平投手(31)が13日(日本時間14日)、ナ・リーグMVPに選ばれた。エンゼルス時代の23年から3年連続4度目で、いずれも満票での受賞。複数回の満票受賞は大谷しかおらず、自身のメジャー記録をさらに更新した。4度目の受賞回数は歴代最多762本塁打のバリー・ボンズの7度に次ぐ歴代単独2位に浮上。あと3度の歴代最多受賞も見えてきた。

 大谷は幸せそうな笑みを浮かべていた。愛犬デコピン、真美子夫人が見守っていた。大リーグ専門局での発表中継。プレゼンターのドン・マッティングリー氏から名前を呼ばれると控えめに小さく拍手。“2人”を抱き締め、デコピンの顔にキスして受賞を喜んだ。

 「ワールドシリーズ(WS)で勝ったことが一番、自分の中で素晴らしい出来事だった。その締めくくりとしてMVPを獲れたことは非常に大きなこと。感謝したい」

 インタビュー中には4月に誕生した生後7カ月の長女とみられる「おんぎゃー」という泣き声も聞こえた。「当然生活リズムは変わるけど、家族のサポートもあってグラウンドに集中できる環境もあった」。初受賞だった21年は1人で、2度目の23年はデコピンと“2人”で、3度目の昨季は真美子夫人と“3人”で喜びを分かち合ったが、4度目は愛娘も加わった。

 4度目の受賞はミッキー・マントル、ジョー・ディマジオら数多くのレジェンドたちを抜き、歴代最多7度を誇るバリー・ボンズに次ぐ単独2位に浮上した。「光栄なこと。満票で評価してもらったことは凄く特別。ケガなく一年間しっかり自分の仕事をやった先に、何回も受賞できればいい」。WS連覇&MVP連続受賞は75、76年のジョー・モーガン(レッズ)以来、49年ぶり2人目となった。

 今季は主に1番に座り、地区4連覇のチームをけん引。昨季を1本上回る自己最多&球団記録の55本塁打を放ち、打率・282、102打点、20盗塁で、自己最多146得点を挙げた。投手としても6月に2年ぶりに復帰し、14試合に登板し1勝1敗、防御率2・87。47イニングで62三振を奪った。21世紀初のWS連覇から2週間近くたち「たまに球場にも行く。家でウエートをしたりとか。昨年(左肩)、一昨年(右肘)みたいに手術がないので普段よりゆったりオフシーズンを過ごしている」と近況も明かした。

 開幕から万全の二刀流で迎える来季はチームとして3連覇、個人としては山本と争うことが期待されるサイ・ヤング賞とMVPの同時受賞が現実的な目標となる。「来年はもちろん頭からいくつもり。先発投手としてしっかり一年回るのが目標」。5年間でMVPを4度受賞し、22年も次点。ボンズに並ぶあと3度、その先の4度も決して夢ではない。野球界は“大谷時代”の真っただ中にある。(柳原 直之)

 ▽大リーグのMVP 全米野球記者協会の記者投票で決まる。ア、ナ各リーグ15球団の番記者が2人ずつ、計30人が選ばれ投票。10位までを選び、1位=14点、2位=9点、3位=8点と1点ずつ減って10位が1点。投票はポストシーズン前に締め切られる。日本選手では01年にイチロー、21、23、24、25年に大谷が受賞。1911年に制定され、31年から現行制度となった。

 【大谷に聞く】

 ――ボンズはMVPを7度獲得。そこを目指しているか?
 「MVPはチームとしてやってきた結果というか、その先にあるもの。結果的に自分がそれだけいいシーズンを送ればチームが勝てる。最初からMVPを目標にすることはないが、ケガなく一年間、自分の仕事をやった先に何回も受賞できればいいかなと思う」

 ――3連覇を目標として公言している。自信をもたらすものは?
 「勝った今だから、しっかりと新たな目標を立て、進んでいくのがチームとして大事。難しいことだけど、そこにチャレンジしていくことが今のドジャースとして、みんなの意思かなと思う」

 ――開幕から先発投手として臨む来季は中5日で回る考えか?
 「1試合で考えたら6、7イニングというよりは100球を基準に登板スケジュールを組んでやると思う。登板間隔はどの程度メンバーがいるか、入れ替えがあるかにもよる。一番目指すべきはポストシーズンでみんなが健康な状態で今年のように回ること。考えるのは僕ではなくてチームの編成や監督、投手コーチになってくるのかなと」

 ――個人として次の目標は?
 「一年間健康で回れた先にどれくらいの数字が残ったのかなという、目標というよりそういう楽しみみたいな感覚の方が強い。一年間まずはフルで回ってみないことには分からない。ここ数年、打席ではそれができているので、しっかりやればおのずとそういう数字が出てくる。まずはそれを目標というよりは楽しみにしたい」

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