DeNA 11回逆転サヨナラ!巨人に連勝でファイナルS進出 “あと1球”からドラマに番長「凄い試合」

[ 2025年10月13日 05:30 ]

セCSファーストステージ第2戦   DeNA7―6巨人 ( 2025年10月12日    横浜 )

<D・巨>11回、蝦名(中央)のサヨナラ打に歓喜するDeNAナイン(撮影・島崎忠彦)
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 「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」は12日、リーグ2位のDeNAがファーストS第2戦で3位の巨人を7―6の逆転サヨナラで破り、2連勝で2年連続のファイナルS進出を決めた。初回5失点をすぐに追いつき、1点を勝ち越された延長11回も2死から逆転して激闘を制した。今季限りで退任する三浦大輔監督(51)のもと2年連続の下克上日本一を目指し、次の舞台へ進んだ。

 鋭い打球が三遊間を真っ二つに破り、勝利が決まった。延長11回2死一、三塁からサヨナラ打の蝦名は歓喜の輪でもみくちゃ。4時間31分の激闘の決着に横浜スタジアムのボルテージは最高潮に達した。三浦監督も興奮を隠さなかった。

 「最後は形じゃない。気持ち。凄い試合!5点取られても“さあ、行くぞ”と。ゲームセットまで全力で戦った」

 執念。それだけだ。初回にジャクソンが5失点しても消沈しなかった。すぐに佐野の右越え2ランと石上の左越え3ランで反撃。両軍計40分を要した初回5得点の応酬で激戦は幕を開けた。2回からは一転、我慢比べ。7回1死では林が19球目で四球を選ぶ驚異的な粘りを見せ、投手交代の直後に二盗を仕掛けて刺されるなど息詰まる攻防の連続だった。

 1点を追う11回の攻撃は2死無走者。石上が2球で追い込まれ、“あと1球”からドラマが起きた。一塁へ頭から飛び込んだ二塁内野安打。さらに二盗で好機が広がり、林が左前へ起死回生の同点打でつなぎ、最後は蝦名が決めた。

 5打席で計42球を投げさせた3年目の林、2年目の石上らとともに6年目の蝦名も“三浦チルドレン”の一人。特に2軍監督時代から見守られ、「ファームからずっと一緒にやってきた。日本一で胴上げしたい。それが恩返し」と強い思いを改めて明かした。

 本拠地開催では初のファーストS突破。三浦監督は「ファンが球場を包み込んでくれた」と青一色の光景に感謝した。15日からは阪神が待つ甲子園に乗り込む。「強い相手に向かっていけるように出し切れるように準備したい。全員で戦っていく」。次に横浜スタジアムに戻るには日本シリーズしかない。ファイナルSを勝ち抜いて、再び本拠地を青く染める。(大木 穂高)

 ≪両軍が同一イニングに5点以上はCS史上初≫プレーオフ、CSで初回に5点以上を挙げたのは18年ファーストS第1戦のソフトバンク(5点)以来7年ぶりで、巨人、DeNAが6、7度目(最多は16年ファイナルS第4戦広島の6点)。また、この日のように同一イニングで5点以上を取り合ったのは初回に限らず初めてだ。なお、日本シリーズでは62年第1戦の3回に東映5、阪神4、82年第6戦の3回に西武4、中日4と4点以上の取り合いが2度あるが5点以上はない。

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