カブス・今永昇太が打ち明けた悲壮感「正直言って通用しなくなってきている」 不本意に終わった10月

[ 2025年10月12日 13:38 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第5戦   カブス1―3ブルワーズ ( 2025年10月11日    ミルウォーキー )

カブスの今永昇太(AP)
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 カブスは11日(日本時間12日)、ブルワーズとの地区シリーズ第5戦に1―3で敗れリーグ優勝決定シリーズ進出はならなかった。今永昇太投手(32)はブルペン待機したが登板なく、メジャー2年目で初のポストシーズンは幕を閉じた。

 2回裏からポールを使って準備運動を始めた今永。4回表に入るとキャッチボールも行った。目まぐるしく展開が変わる中、先発投手とはまた違った準備を強いられる中、出番を待ったが、機会は訪れなかった。「行くとしたら早い段階でということで、いつどこで投げるというのは言えない、そういう場面があるので、相手の打線もジグザグなので、ここというのは言えないというのが始めからあったんで、とにかく初めての経験ではあるんですけど、絶えず体を動かして、いつ電話が鳴っても、行けと言われてもいいような準備をしました」と振り返った。

 ワイルドカードシリーズを含め、今ポストシーズンは2試合で6回2/3を投げ、8安打6失点で3本塁打を浴び、防御率8.10だった。「シーズン最後と、ここ(ポストシーズン)であまり力になれなかったので、シーズンを乗り切る投球術とこのポストシーズンで出力を上げるような、先発投手だったら短いイニングだったら94マイルとか95マイルとか、そこだけじゃないんですけど、出力を上げるような投球が全うできなかったので、シーズンとここじゃまったく別物なので、それができなかったのは課題かなと思います」とした。

 そして悲壮感も口にした。来季に向け「正直言って、通用しなくなってきている、それは紛れもない事実なので、これは体感ではなく、数字を見た事実なので、正直言って別人にならなければ、ちょっとこの世界で生き抜くには苦しいかもしれないので、そういうふうになれるようにトレーニングを積む必要があると思います」と語った。具体的には「シーズン162(試合)、もしこれで全部勝ったとしたらプラス20数試合、ワールドシリーズまであると考えたら、まずそこの体力が足りていない、というのは本当に痛感しているので。他のメジャーの選手って、9月とか10月とか、目の色が違う。メジャーリーガーの本気にかなわなかったというのも、この9月、10月と感じているので、それは学びですし、自分もこれを経験したので、あの時のメジャーリーガーに勝つためには何をしなきゃいけないというのを、もう今日の帰りから考えなきゃいけませんね」と話した。

 「正直、1年間ずっと苦しかったっすね。何かを見つけようとしたんですけど、何も見つからないまま、終わった。自分はプレーヤーとしてはもちろん良くなかった、ダメだったけど、自分の人間性とか人格までダメになったわけではないので、もう一回、いいプレーヤーになるため、こういう苦しい時が誰かかに見られてますし、ここで何をするかというのが、人間として大事なので、投げ出さずに、逃げるのは簡単なので、立ち向かっていこうと思います」と語った。

 「外的要因に左右されずに相手を制圧できる選手だとしたら、チームからすごく重宝されると思うので、自分の能力のリミッターというのが、どんどん外れて行ってくれたらいいなと思いますね」と前を見据えた。

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