カブス指揮官 初回の“スミ4”に「毎回が1回だと思えと言う」 逆転進出へ「やれることは全部やる」

[ 2025年10月9日 10:45 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦   カブス4―3ブルワーズ ( 2025年10月8日    シカゴ )

先頭打者アーチを放ったカブスのブッシュ(AP)
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 カブスは8日(日本時間9日)、ブルワーズとの地区シリーズ第3戦に4―3で逆転勝ちし、通算1勝2敗とした。「4番・一塁」で先発出場したカブスの鈴木誠也外野手(31)は3回に左中間二塁打を放つなど4打数1安打だった。

 1点を追う初回、1番のブッシュが右中間へ先頭打者アーチを放った。ポストシーズンの同一シリーズで先頭打者アーチ2本を放ったのは史上初。この一発で打線が目覚めた。安打、四球で無死一、二塁とし、4番の鈴木誠也は右翼手フリリックの好捕にあう右飛に倒れたが、その後、2死満塁からクルーアームストロングが右前2点打を放った。ここでブルワーズ先発のプリースターは交代。先発投手を早々にKOに追い込み、さらに暴投で加点し、この回一挙4得点して逆転した。

 その後はブルワーズ救援陣の前に得点を奪えなかった。だが投手陣が粘った。1点差の8回は2死満塁のピンチを迎えたが、ケラーが前の打席で本塁打を放っていたバウアーズを空振り三振に仕留め、9回も無失点に抑えた。6投手の継投で反撃をしのいだ。

 カウンセル監督は「明日は、うちの選手たちに毎回が1回だと思えって言うよ(笑)」と冗談を飛ばした上で「今のうちの攻撃として、それが一番のやり方かもしれない。見ての通り、相手のマネジメントからも分かるように、マイケル(ブッシュ)は今やラインアップで一番警戒される打者になっている。相手は彼を避けるようなピッチングをしてきている。これは選手としての大きな証だ。簡単なことではないが、彼は今シリーズ何度も素晴らしいスタートを切ってくれている」と称賛した。

 負けたら終わりの状況は変わらないが「正直、楽しくもあり、同時にストレスでもある。でも、明日もプレーするために戦うという状況は、選手たちにとって特別なモチベーションになる。それが自然と力になる。やれることは全部やる。少しでも有利になるなら、全部使う」と語った。

 後がない状況から本拠地に戻って1勝を返した。第4戦は9日(日本時間10日午前10時8分試合開始予定)に行われる。

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