巨人・田中将大の高校時代のライバルが200勝を祝福 奮闘する姿を励みに

[ 2025年10月8日 07:10 ]

日米通算200勝を達成し、会見する田中将大
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 巨人田中将大投手(36)が9月30日の中日戦で日米通算200勝を達成した。その田中将と高校時代にしのぎを削り、北海道の高校球界を盛り上げた存在が日本ハムにいる。スコアラーを務める植村祐介さん(37)だ。

 植村さんは春夏合わせて10度の甲子園出場を誇る北海道の強豪・北照出身で、06年の高校生ドラフト3巡目で日本ハムに投手として入団。プロ通算12試合の登板で1勝のみだったが、13年の現役引退後は捕手未経験ながらブルペン捕手も務めるなど、真面目な働きぶりでチームを支えてきた。

 同世代の偉業達成を祝福した。

 「今シーズンに達成できたのは凄い良かったと思う。これから201勝、202勝とどんどん積み重ねてほしいです。凄いですよね。世代を代表する投手は前田健太とか、たくさんいる中であれだけ勝っているのは感慨深いですね」

 田中将との一番の思い出は、駒大苫小牧と対戦した2年夏の南北海道大会決勝と、3年夏の同大会準決勝。いずれも敗れた。特に3年夏は田中将と投げ合い、8回完投で1安打に封じたが、味方の守備の乱れもあって0―3で涙をのんだ。

 ただ、ライバルと意識して練習に取り組んできた3年間は何よりの財産だという。「彼がいなかったらプロになれなかったと思うぐらい、彼の影響は凄い大きかったし、それぐらい彼を意識していた。2年生と3年生の夏に戦ったあの試合は一番印象に残っています」。遊撃強襲の内野安打も放ち、「強烈な打球でしたよ」と少しだけ胸を張った。

 息が長く、偉大な選手は影響を与える人も多くなってくるのだろう。田中将と現在の交流はなくても植村さんは感慨を込める。「引退してから素直に応援するようになりました。年齢重ねると辞めていく人も増えて、その中で37歳(の年)になっても活躍できるのは凄いですよね」。同じ88年生まれの記者も、全くの同感だった。(記者コラム・田中 健人)

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