シュワバーの脇役となっているブライス・ハーパーは「全員のチーム」 真の舞台のPSは「本当に楽しみだ」

[ 2025年9月15日 11:13 ]

初回に先制ソロを放ち、ハーパー(右)と喜びを分かち合うシュワバー(左)(AP)
Photo By AP

 ナ・リーグ東地区を独走するフィリーズ(89勝61敗)。快進撃の中心にいるのは、52本塁打を放つカイル・シュワバーだ。一方、看板選手のブライス・ハーパー内野手(32)は、今季これまでのところ脇役に回っている。

 右手首の炎症で3週間以上戦列を離れたこともあり、ここまでの成績は26本塁打、OPS.854。いずれもシュワバーには及ばない。しかし、3番打者として相手投手にプレッシャーを与え、シュワバーにストライクを投げさせる役割を担っている。

 2015年と2021年にナ・リーグMVPを受賞し、2022年にはリーグ優勝決定シリーズの英雄となったハーパー。16歳でスポーツイラストレイテッド誌の表紙を飾って以来、常に注目を浴びてきたスターは、この状況をどう受け止めているのか。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のインタビューで、ハーパーは「今でもフィリーズは自分のチームだと感じているか」と問われ、笑みを浮かべてこう答えている。

 「ここにいる全員のチームだと思うよ。カイルは本当に素晴らしいシーズンを送っている。しかも契約最終年だ。それはチームにとっても、野球界にとってもいいこと。僕は“自分のチーム”にしたいなんて考えない。僕たち全員の最大の目標は勝つこと。それだけだ」

 さらに「“自分が、自分が”と考えたら物事は崩れる。そんなことは望んでいない。僕たちは大きなチームで、同じロープを引っ張っている」と続けた。つまり、脇役に回ることを心地よく受け入れていると強調する。

 ただし、それはポストシーズンが始まるまでの話だ。「僕はポストシーズンでプレーするのが大好きだ。大舞台、明るいライト、勝負どころ、そういう瞬間にワクワクする。残りの公式戦をいい形で終え、プレーオフにつなげたい。その機会が来るのが本当に楽しみだ」スーパースターは、虎視眈々と10月の舞台に備えている。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年9月15日のニュース