40発&100打点見えテル!阪神・佐藤輝明が1試合2発&5打点 ミスター超え5年目で406打点到達

[ 2025年9月16日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神6―2中日 ( 2025年9月15日    甲子園 )

阪神・佐藤輝
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が15日、中日戦(甲子園)で今季4度目となる1試合2本塁打を含む3安打5打点と大爆発した。初回の先制二塁打を皮切りに、3回1死一塁では打球速度180キロ、飛距離134メートルの37号豪快2ランを右中間へ。5回2死一塁では今季初となる左翼ポール際への技あり38号2ランを放った。キャリアハイだった23年のシーズン92打点を超える96打点まで積み上げ、夢の40号&100打点は目前。入団5年目までの通算打点でも長嶋茂雄の404を超える406をマークした。

 真夏を思わせる聖地に、どよめきが響いた。3回1死一塁。佐藤輝が吠えた。試合前時点で通算打率.368を誇っていた先発・松葉のチェンジアップを粉砕。名手・岡林は早々に追走をやめ、恨めしそうに右中間席への着弾を見届けた。

 「追い込まれていたがしっかりコンタクトを意識して、いいところまで飛んでくれた」

 4日中日戦以来、9試合ぶりの37号2ランは、仰天の弾道を描いた。7月13日に自身が記録した甲子園での球団最速181キロに迫る打球速度180キロ、飛距離134メートルの一撃。7日の優勝決定後初となるアーチを放ち、虎党へ謝意を示した。

 「あそこは甲子園で一番(スタンドへ)入りやすいところなので、そこに飛んでくれて良かったと思う」

 5回2死一塁では一転、巧みなバットコントロールと超速のスイングスピードを融合させ、38号2ランを生んだ。2番手左腕・近藤の外角直球を今季初めて左翼ポール際へ。「浜風」に白球を運ばせる技ありの放物線。飛距離105メートルは、これまで甲子園で放った本塁打の中では最短の数値だ。“両極端”の2発と初回2死二塁での先制二塁打を合わせて5打点。11試合を残し、40号まであと2本、100打点まであと4打点。球団の生え抜き選手では49年の藤村富美男、85年の掛布雅之以来、3人目となる「40―100」へカウントダウンだ。

 「残り試合を楽しみながら、いけるところまでいきたい」

 入団5年目。ヒーローインタビューで発する言葉も彩りを増す。「元々話すのは得意じゃない。慣れてきたんじゃないですか」と笑うが、侍ジャパン・井端監督が変貌を証言する。就任後に初招集した23年11月から、強化試合を共闘した今年3月までの「言語変化」を実感。7月、広島へ視察に訪れた指揮官を「(3月は)自分の打撃のことも、順序立てて説明してくれた。非常に良かった」と感心させた。今季は仲間と打撃論を交わすシーンも増え、1軍経験の浅い後輩には積極的に声をかける。背中と言葉で、虎を引っ張るリーダーの自覚が備わる。

 「残り試合、精いっぱい頑張っていきたい」。次なる一戦だけを見据え、背番号8は力強い一言で進撃の一日を締めた。 (八木 勇磨)

 ≪3差から一気にミスターの記録抜いた≫
 ○…佐藤輝は1試合5打点で、入団5年目までの通算打点を406まで伸ばした。前日14日時点で401打点。長嶋茂雄さんの404まで残り3打点としていたが、たった1試合で抜き去った。「良かったんじゃないですか」とうなずき「(長嶋さんの)プレーを見たことはないが、偉大なプレーヤーだったというのは(過去の映像などを)見ていて感じる」と神妙に語った。

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