シュワバー「エキサイティングで楽しかった」圧巻3連発でMVP MLB球宴史上初のHRダービーで決着

[ 2025年7月16日 13:19 ]

オールスター・ゲーム   ナ・リーグ―ア・リーグ ( 2025年7月15日    アトランタ )

延長戦特別ルールによるホームランダービーで3連発を放ちMVPに輝いたフィリーズ・シュワバー(AP)
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 フィリーズのカイル・シュワバー選手(32)が15日(日本時間16日)、米ジョージア州アトランタで開催されたオールスター戦でMVPを受賞した。

 シュワバーは「1番・DH」で先発出場した大谷に代わり、5回から代打で登場。3打席に立ち、2打数無安打1四球だった。

 ただ、試合は9回を終え6―6と決着が付かず、延長戦に突入。MLBのオールスター戦は9回が終わって同点だった場合、試合形式でなくホームランダービーで決着を付ける特別ルールが設けられている。

 両リーグ監督が3選手を選び、各選手が3スイングずつ本塁打を狙う。合計の本塁打数が多かったリーグが勝利となる。ア・リーグからはルーカー(アスレチックス)、アロザレーナ(マリナーズ)、アランダ(レイズ)が、ナ・リーグからはストワーズ(マーリンズ)、シュワバー、アロンソ(メッツ)が選ばれた。

 先攻のア・リーグはまず最初にルーカーが3スイングで2本の柵越えを披露。後攻のナ・リーグはストワーズが柵越え1本だった。

 2巡目でアロザレーナが柵越え1本。その後に登場したのがシュワバーで、最初のスイングでいきなり豪快アーチを放つと、2スイング目、3スイング目もスタンドイン。圧巻の3スイング3連発でナ・リーグ4本、ア・リーグ3本と逆転した。

 最終の3巡目、ア・リーグのアランダが3スイングで1本も本塁打を打つことができず、ナ・リーグはアロンソの出番を迎えることなく勝利が決まった。その瞬間、ナ・リーグ指揮官のロバーツ監督もベンチを飛び出して両手を突き上げて大喜びした。

 3スイング3連発で勝利を引き寄せたシュワバーが見事にMVPに輝き「とてもエキサイティングで楽しかった」と笑顔。「この賞を取るべき選手はたくさんいるけど、フィリーズ代表として出られてうれしかったです」と語った。

 そして、ホームランダービーについては「とにかく自分はホームランを打つという意識を持たないで臨みました。他にもアロンソ選手とか控えていましたし。ただ、最高の形で終われました」と大きい打球を狙い過ぎないことが奏功したと振り返った。

 3連発に「チームメートが喜んでくれて本当にうれしかった。自分がスイングする度にあれだけ声援をくれたのが本当にうれしかった」と普段はライバルとして戦うナ・リーグのチームメートたちの声援に感謝。「他の選手たちといろいろ話をできた。しばらくぶりに会う人もいた。こういう機会を得られて皆と会話できた。楽しかった。最高でした」と今回のオールスターを振り返った。

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