ソフトバンクが正念場 9年ぶり3試合連続零敗で首位日本ハムと2・5差

[ 2025年7月13日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク0―7楽天 ( 2025年7月12日    楽天モバイル )

<楽・ソ>7回、攻撃前に円陣を組むソフトバンクナイン(撮影・木村 揚輔)
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 ソフトバンクは12日、楽天に0―7で敗れ、4月26日~5月1日に5連敗して以来の3連敗を喫した。相手先発・滝中の前に散発の4安打。16年7月以来9年ぶりの3試合連続の零敗となった。楽天戦は今季4勝9敗でパ・リーグで唯一の負け越しとなっていて、9カードぶりに負け越し。深刻な貧打に加えて守備の乱れもあり、首位・日本ハムとのゲーム差は2・5に広がった。

 現状を象徴するような終わり方だった。0―7の9回2死一塁で滝中の内角高め直球に優勝した交流戦でMVPとブレークした柳町が、あっけなく見逃し三振。12勝5敗1分けで12球団のトップに立った勢いはしぼんで今季5度目の3連敗だ。小久保監督は「今日は一言だけ。見ての通り。打てない、守れない。ピッチャーに迷惑をかけっぱなし」と話し、取材対応を切り上げた。

 滝中の前に散発4安打に終わった。先発に完封を許すのは4月19日の西武戦で隅田に食らって以来の屈辱となった。初回に先頭の周東が中前打で出塁して2死三塁とするも、頼みの4番・近藤が中飛に凡退。3回にも先頭の海野が中前打を放ったが、続く野村が遊ゴロ併殺に倒れた。2回以降は二塁さえ踏めない。これで9日のオリックス戦の4回から33イニング連続でスコアボードに「0」が並ぶことになった。3試合連続の零敗は16年7月以来9年ぶりだ。

 直近4試合で1得点だけ。さらに守備のほころびで先発・上沢の足を引っ張った。「そうですね…。伸びました」。周東が中堅の守備で悔やむシーンが3回にあった。1死三塁で黒川の強烈な打球に目測を誤る。正面への打球に対して一歩前へ出た後、頭上を越されて、手痛い先制の三塁打となった。

 上沢は5回まで1失点と粘ったが、3点を追加された6回には内野のミスが出た。2死一、三塁の場面で遊撃手・野村が中島のゴロを待って捕球しようとするもバウンドが変わり取り損なうタイムリーエラー。直後に上沢は降板した。

 今季の楽天戦は4勝9敗と苦戦が続いている。カード勝ち越しは7で止まり、9カードぶりの負け越し。首位に立つ日本ハムとのゲーム差は2・5に広がった。打てない、守れない負のスパイラル。オールスターを前に鷹が踏ん張りどころを迎えた。 (井上 満夫)

 H…2年目のドラフト1位左腕・前田悠が3連敗中のチームを救うべく、きょう13日の楽天戦で今季初先発する。「いよいよという感じです。2軍戦と同じようにいつも通り投げていきたい」。今季2軍戦では11試合登板で5勝2敗、防御率1・07と好投を続けチャンスをつかんだ。1軍での先発は昨季10月1日のオリックス戦以来2度目。前回は3回8安打6失点と洗礼を浴びたが、「意識しすぎずにいきたい」と冷静にプロ初勝利を狙う。倉野投手コーチは「行けるところまで行ってもらう」と期待を寄せた。

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