DeNA フォード再獲得へ本格調査 27年ぶりリーグVへ「出戻り補強」で打線強化狙う

[ 2025年6月21日 03:00 ]

24年、日本シリーズで右前打を放つフォード
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 DeNAが昨季途中から加入してオフに退団したマイク・フォード内野手(32)との再契約に向けて本格調査を進めていることが20日、分かった。今季はツインズとマイナー契約を結び、既に2日に自由契約となった。入団条件などが折り合えば、契約合意に至る可能性が高い。

 フォードは昨年5月にレッズから戦力外通告を受け、7月にDeNAと契約した。レギュラーシーズンこそ6試合で20打数4安打の打率・200、2打点、1本塁打に終わったが、26年ぶり日本一を達成したソフトバンクとの日本シリーズに主に代打で出場するなどポストシーズンでは計12試合で打率・333、1本塁打、2打点で存在感を示した。ただ一度は25年構想から外れ、昨年11月30日に退団が発表された。

 チームは20日、ロッテにわずか1安打で敗れ、7年ぶりの交流戦負け越しが決定した。チーム打率が現在交流戦最下位で昨季までの強力打線の面影がない。加えて昨季首位打者のオースティンが今月6日に「右膝の違和感」で離脱し、前半戦中に復帰できる見込みは低い。球団は打線強化を期し、昨季のNPB経験があるフォードの「出戻り補強」こそが有効な一手になると判断したもようだ。

 オースティンが戦列に復帰した場合にはフォードとの併用も視野に入れ、単なる「代役」とは位置づけていない。加えて、台頭する若手野手陣に対しても、フォード加入で「競争意識」「危機意識」が生じチーム活性化にも結びつく。

 チームスローガン「横浜奪首」のもと27年ぶりリーグVを狙うための「全振り」補強。「大砲助っ人コンビ」のリーグ後半戦大暴れに期待をかけていく。

 ◇マイク・フォード 1992年7月4日生まれ、米国ニュージャージー州出身の32歳。プリンストン大から13年にヤンキース入りし19年にメジャーデビュー。22年にはマリナーズ、ジャイアンツ、ブレーブス、エンゼルスの4球団でプレーするなどメジャー通算251試合で打率・205、37本塁打、89打点。昨年7月にDeNA入りし6試合で打率・200、1本塁打、2打点。CS、日本シリーズでは、ともに打率・333で日本一に貢献。今季はツインズ傘下に所属。1メートル83、102キロ。右投げ左打ち。

 ▼主な外国人選手の出戻り補強 最近では22年の中日・アルモンテ、23年のソフトバンク・デスパイネら。デスパイネは17年にロッテから移籍し、同年に本塁打王を獲得。22年オフに戦力外通告となった後、翌23年6月に再契約した。他には95年の西武・デストラーデ、98年のオリックス・ニール、ロッテ・フランコ、00年の広島・ロペス、04年の西武・マクレーンらが有名。

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