広島・新井監督 12安打も実らず2連敗で勝率5割逆戻り 「もうひと押し」マツダで再出発誓う

[ 2025年6月6日 05:45 ]

交流戦   広島3―4オリックス ( 2025年6月5日    京セラD )

<オ・広>7回、末包は空振り三振に倒れる(撮影・後藤 大輝)
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  広島は5日のオリックス戦に3―4で敗れ2連敗となり、5月4日以来となる勝率5割に逆戻りした。相手を上回る12安打を放ちながら、チャンスにあと一本が出ず。試合前までリーグ2位の得点圏打率・429を誇った末包昇大外野手(29)も3、7回の好機はいずれも三振に終わった。きょう6日からは、今季16勝8敗1分けと大きく勝ち越すマツダスタジアムでの西武3連戦。本拠地から再出発する。 

 最後の最後まで攻めきれなかった。3―4の9回2死満塁。秋山が空振り三振に倒れると、期待に包まれたコイ党の声援が一瞬にして、ため息に変わった。1点を追う7~9回は先頭打者が出塁。いずれも得点圏に走者を進めたが、あと一本が出ない。新井監督は敗戦の悔しさを押し殺し、必死に前を向いた。

 「いいところまでいっているので、もうひと押しだと思う」

 象徴的だったのは3―4の7回1死二、三塁。一打逆転の場面で、試合前までリーグ2位の得点圏打率・429を誇る末包に打席が回ってきた。だが、山岡の前に、前日の対戦と同様に変化球を続けられ、空振りの3球三振。この日は2安打を放ちながら、3回2死二塁での見逃し三振に続く得点圏での凡退に、頼れる4番打者は「もっと昨日の対戦を踏まえて冷静に入っていけたら良かった。やはり、もっと割り切らないといけない」と反省の言葉を並べた。続く坂倉も空振り三振。絶好のチャンスを生かせなかった。

 負の流れは8回も続く。先頭・モンテロの左前打をきっかけに1死二、三塁の好機をつくったが、矢野、羽月が凡退。次の1点が届きそうで届かなかった。相手を上回る12安打を放つも、3点止まり。この日は今季初めて「1番」で羽月を抜てきするなど、機動力重視の打線に組み替えたが、結果的に13残塁が響いた。

 チームは2連敗を喫し、2カード連続で負け越し。5月4日以来1カ月ぶりに勝率5割に逆戻りとなったが、1日の阪神戦まで14試合連続1桁安打だった打線は底を脱しつつある。3日のオリックスとの初戦は15安打をマーク。小園は今カードでいずれも安打を放ち、復調の気配が漂う。

 きょう6日からは、今季16勝8敗1分けと大きく勝ち越すマツダスタジアムでの3連戦。新井監督も西武戦を前に、確かな手応えを口にした。

 「(打線の状態は)徐々に上がってきていると思います」

 熱い声援を背に、再出発は本拠地から始まる。(長谷川 凡記)

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