Dバックス救援右腕ネルソンが代打でタイムリー!大谷を除けば両リーグDHの22年以降では投手初

[ 2025年3月31日 11:51 ]

ナ・リーグ   ダイヤモンドバックス10―6カブス ( 2025年3月30日    フェニックス )

8回に適時打を放つダイヤモンドバックス・ネルソン(AP)
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 ダイヤモンドバックスのライン・ネルソン投手(27)が30日(日本時間31日)、8回に代打で出場し、適時打を放ってチームの大逆転勝利に貢献した。

 ダイヤモンドバックスは2―6の8回に反撃。ペルドモの2点打、グリエルの2ランなどで同点に追いつくと、ネーラーの適時打で勝ち越しに成功。なおも1死一、二塁でネルソンが代打で打席に立った。

 走者が盗塁に成功し1死二、三塁にすると、ネルソンが放ったゴロは前進守備のカブス二遊間の間をすり抜け、中前へ。三塁走者・ネーラーが生還し、打点が記録された。チームメートはベンチを飛び出し、大盛り上がりした。

 ダイヤモンドバックスは6回に7番の二塁手・ハンプソンに代え、外野手・スミスを代打で送った。そのため、この日、「1番・DH」で出場していたマルテが7回から二塁を守り、DHを解除。7番に投手が入ることとなった。

 ネルソンが投手ながら代打で出場した経緯を大リーグ公式サイト「MLB.com」も記事で紹介。大学時代、遊撃手として2シーズンプレー。ことあるごとにロブロ監督に打席に立つ準備はできていると伝えていた。昨年、今回と同じような状況になった際は投手マクガフが代打で三振に倒れた。その際、指揮官がネルソンに自分ならどうしていたか尋ねたところ、ネルソンは「どこかにミサイルを打っていただろう」と答えた。

 だからこそ、今回、代打で送ったロブロ監督は1死一、二塁でもネルソンに送りバントのサインを出さなかった。走者が盗塁に成功し1死二、三塁になったことでカブス内野陣が前進守備するとネルソンは「やるべき仕事がある。楽しむだけじゃない。得点を稼がないと」と決意。バットに当てることを心がけ、見事にゴロが二遊間の間を抜けて中前へ転がり、安打と打点が記録された。

 ナ・リーグでも22年からDH制が正式導入されて以降、大谷翔平(ドジャース)を除くと、投手としては初安打になった。

 試合後、ダイヤモンドバックス担当のスティーブ・ギルバート記者が自身のXで、ネルソンが初安打した記念のボールをアクリルケースに入れ、ニッコリと笑う写真を投稿した。ネルソンは「膝に傷が付いている。久しぶりにズボンに泥がついていることに気づいたから、最高だったよ」とうれしそうに語ったという。

 ネルソンは22年にダ軍でメジャーデビュー。ここまでメジャー通算61試合に登板している救援右腕で、今季は27日(同28日)のカブス戦に登板も1回2/3を4失点だった。

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