阪神・中野 メジャー流スピリット吸収 走攻守の積極性に刺激「凄く気合を感じた」

[ 2025年3月20日 05:15 ]

笑顔を見せる中野 (撮影・須田 麻祐子)
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 メジャー流スピリットを胸に刻んだ。阪神・中野は前夜、大山とともにドジャースカブスの日本開幕戦を現地で観戦。バックネット裏で大リーガーの気迫あふれるプレーを目にし、決意を新たにした。

 「やっぱり日本の野球と違いはありますけど、勝ちに対する執念というか、一試合に対する思いというのが凄く見ていて伝わった」

 東京遠征のタイミングが重なって実現した。東京ドームへ足を運び、観客席で見て感じたのは走攻守での積極性。ケガを恐れずヘッドスライディングするなど、泥くさく点を取りにいく姿に刺激を受けた。「凄く気合を感じた。そういうプレーを自分自身もできたら」。負けじと気持ちを前面に出した積極プレーを見せると誓った。

 大谷とともに23年のWBCに出場した中野にとっても、MLB観戦は夢の時間だった。大谷の打席では一般のファンと同様、食い入るように見つめ、スマホのカメラで撮影。「やっぱり、日本国民誰もが撮りたい写真。目の前でメジャーの雰囲気を味わうことができたので良かった」と、うれしそうに笑った。

 雪などによる天候不良のため、ヤクルト戦が中止となったこの日は、神宮球場に隣接する室内練習場で調整した。このオフにはスムーズにバットを出せるよう打撃フォームの改造に着手。例年の倍以上にあたる1日約600球の打ち込みも行い、体に染みこませた。血のにじむような努力は実を結び、ここまでオープン戦打率・296の好成績で、出場全9試合で出塁。昨季は打率・130と苦しんだオープン戦に始まり、シーズンでも同・232と本来の姿を取り戻せず。巻き返しへ、「実戦である程度、いい形で来ている」と手応えをつかんでいる。

 あす21日から、オープン戦総仕上げとなるオリックスとの3連戦(京セラドーム)が始まる。「個人のやるべきことをしっかりとやって、開幕に向けていい流れでいけるように」。頼もしい選手会長が、打撃でもメンタルでもチームを引っ張る。
(山手 あかり)

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