【センバツ】天理・藤原忠理監督「動揺があったのかなというふうには見えた」 正捕手欠き聖地初白星ならず

[ 2025年3月20日 15:35 ]

第97回選抜高校野球大会第3日 1回戦   天理1―5山梨学院 ( 2025年3月20日    甲子園 )

第97回選抜高校野球<天理・山梨学院>戦況を見つめる天理・藤原忠理監督(撮影・五島 佑一郎)
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 プラン通りに試合を進めることはできなかった。天理・藤原忠理監督(59)は「前半は自分たちの試合をつくるという点ではうまくいっていたけど、中身が違う形だった」と振り返った。

 想定外のアクシデントがプランに大きな影響を与えた。0―0の3回2死満塁、山梨学院2番手投手の投球が石井翔太捕手(3年)の顔面を直撃。石井は打席付近で倒れたまま動くことはできず、流血も見られたため担架に乗せられて場外へと運ばれた。「顔面にボールが当たって、目が腫れて片目では見えないと報告があったので代えました」。4回から捕手は豊田竜都(3年)に交代。押し出し死球で先制点を得たが、大事な戦力を欠く痛すぎる事態となった。

 先制はしたが、直後に逆転を許すと、その後は山梨学院投手陣の継投に封じられ、得点は押し出し死球の「1」のみに終わった。守りから試合をつくる、普段の堅実なプレーぶりは見られず「選手にも正捕手が抜けたというところで動揺があったのかなというふうにはちょっと見えました」と首をひねった。

 接戦を制することができず、3年ぶりの選抜大会勝利はならなかった。勝てば、松山商(愛媛)に並び、歴代5位の春夏通算80勝目だったが、節目到達は夏に持ち越しとなった。23年まで阪神大学リーグの天理大で指揮を執り、11度のリーグ優勝を達成。24年に天理の監督に就任した藤原監督の甲子園初勝利も夏以降に持ち越しとなった。

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