ソフトバンク前田純 開幕ローテ確 “最終テスト”で粘った6回2失点

[ 2025年3月20日 05:25 ]

オープン戦   ソフトバンク1―2中日 ( 2025年3月19日    みずほペイペイ )

<ソ・中>ソフトバンク先発・前田純(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの前田純投手(24)が19日、中日とのオープン戦で先発し、6回2失点で初の開幕ローテーション入りを決めた。紅白戦を含めた実戦で無失点を続けてきた育成出身の3年目左腕は、2回に木下から適時打を浴びて17イニング目で初失点。それでも粘り強く投げて試合をつくった。開幕5戦目となる4月2日の日本ハム戦(エスコン)での先発が有力だ。

 粘りの投球で開幕ローテーション5枠目を射止めた。前田純が“最終テスト”となった先発で頼もしい姿を見せた。

 「あまり調子が良くない中でも6回2失点にまとめられたのは良かったです。本来の強さのある真っすぐではなかったですが、シーズン中も毎回いい球を投げられるわけではないので。自分のスタイルである打たせて取る投球で打者を気持ちよく振らせなかったことは良かったです」

 ここまで紅白戦を含めた実戦5試合で無失点に抑えていた。2回に木下に右前適時打を浴びて17イニング目で初失点を喫したが慌てなかった。直球が走っていなかった中でクイックで打者のタイミングを外すなど工夫もこらした。チェンジアップ、カーブに加え、フォークや新兵器として取り組むカットボールも交えた丁寧な投球で試合をつくった。

 4回には遊撃手・ダウンズの失策などで1死二、三塁のピンチを背負ったが、最初の対戦でタイムリーを浴びた木下を一飛、続く好調の上林を左飛に打ち取り追加点を許さなかった。5回1死二、三塁で内野ゴロの間に1点を失ったが、この回も最少失点で切り抜けた。持ち味をしっかりと発揮した。

 小久保監督は「悪くてもゲームをつくれるのは評価できますね。(先発枠の)どこかでは入ります」と笑みを浮かべた。28日からのロッテとの開幕3連戦は有原、大関、上沢の順となり、モイネロが2カード目の日本ハム2連戦の初戦(4月1日)で先発することが有力。倉野投手コーチは「まだ順番までは分かりません」と話すにとどめたが、前田純は2日の2戦目を託される見込みだ。

 2022年の育成ドラフト10位で入団。昨季の7月に支配下昇格を勝ち取ると、プロ初登板初先発となった9月29日の日本ハム戦で白星を挙げた。急成長を続ける左腕が、今季の目標である2桁勝利に向けて腕を振る。 (木下 大一)

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