山本由伸と朝食仲間の左腕スネル 野球談議に「とても光栄だよ」由伸は「細かい技術の話」と明かす

[ 2025年2月21日 08:24 ]

<オープン戦 ドジャース・カブス>2回途中で降板も笑顔の山本(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの山本由伸投手(26)が20日(日本時間21日)、本拠でのカブスとのオープン戦に今季対外試合初登板。3月18日の開幕戦で激突する相手に対して1回2/3を投げて3安打無失点、2奪三振に抑えた。

 初回、先頭は96マイル(約154.5キロ)の速球を2球続けて簡単に追い込むと1ボールを挟み、最後はスプリットで空振り三振を奪った。しかし、2番にはカーブを打たれて左前打。3番はカットボールで二飛に打ち取ったが、4番には速球を右前打されて2死一、三塁とピンチを招いた。5番にはカウント1―2と追い込むと最後はカットボールで空振り三振に打ち取った

 2回は遊ゴロ、中飛で簡単に2死を奪った。8番には左前打を許して2死一塁としたところで降板。27球を投げ、20球がストライクの投球に観客からは大きな拍手が起こり、山本も笑顔でベンチに戻った。投じた球種は速球14球、スプリットとカーブがそれぞれ5球、カットボールが3球。最速は96.6マイル(約155.4キロ)、速球の平均球速は95.6マイル(約153.8キロ)だった。

 登板後に山本は取材対応。「しっかり自分の投球ができたと思います。打たれながらにはなりましたけど、無事登板ができたのは良かったと思います」とコメント。次のオープン戦登板で試したいことはと問われると「少しずつイニングも増えていくと思いますし、今日は狙ったところに決められなかったボールも何球かあったので、そういうところを調整して公式戦に向けて少しずつステップアップしていけたらと思います」と話した。

 ロバーツ監督が去年と比べて早く仕上がっていると話していたと振られると「これまでの日本も含めて2月の状態としては今までよりかなりいい状態かなと思います」とメジャー2年目の自身の状態に手応えを感じている様子だった。

 山本は今季新加入のメジャー通算76勝左腕スネルと話していたことを問われると「今日は細かい技術の話をしていた。スネルとは最近毎日朝ご飯を食べて、野球だったり、いろんな話をしている。素晴らしい選手と一緒に野球ができることは素晴らしいと思います」と明かした。また、どういうところが気が合うかと問われると「わからないですけど、凄いたくさん話しかけてくれて学んでいるところです。いいコミュニケーションを取ってくださっている」と感謝した。

 一方のスネルは会話の内容については「それについては由伸に聞いてくれ」と話すにとどめたが、山本がコミュニケーションを称賛していたと振られると「とても光栄だよ」と笑っていた。

 この一戦は約1カ月後に行われる東京ドームでも開幕戦への“前哨戦”。カブスの開幕投手は今永昇太で、日本投手による投げ合いはMLB史上初となる。デーブ・ロバーツ監督も「日本だけでなく野球界全体にとって非常にエキサイティングなこと」と期待している。

 14日には今キャンプ初めてライブBPに登板。正捕手スミスらに対して27球を投げ、安打性の当たりなし、4奪三振と圧巻の投球を披露した。直球は最速95マイル(約153キロ)、スプリットは90マイル(約145キロ)を計測した。最後の打者バーンズを鋭いスライダーで空振り三振に仕留めると、見守ったファンからは「Nasty(えぐい)」との声が上がった。

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