ドジャース・佐々木 初ライブBP見に休養日の大谷ら300人来た!“魔球”スプリットで2K

[ 2025年2月21日 01:30 ]

ライブBPに登板する佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 300人の前で上々の試運転だ。ドジャースの佐々木朗希投手(23)が19日(日本時間20日)、キャンプ初のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。延べ9人の打者に対し安打性の打球は1本に抑え、2三振を奪った。注目右腕の“初登板”にファン200人、休養日だった大谷翔平投手(30)ら関係者100人が集結。最速95マイル(約153キロ)を計測し、最大の武器であるスプリットも切れ味抜群だった。

 休養日だった大谷が、リラックスした表情でグラウンドに姿を現した。山本もフリーマンも、捕手後方のネット裏に陣取った。球場外のファン200人に加え、関係者100人以上が佐々木の登板に集結。「あれだけみんなが欲しがった投手だから、みんなが見たがる。予想されていたことだよ」と言ったのはベッツだった。

 佐々木は「ちょっとびっくりした」と言いつつも、緊張はしなかった。セットポジションから直球、スライダー、スプリットをテンポ良く投げ込んだ。2イニング想定の最初の15球は8球がボールだったが、2セット目は圧巻だった。3人目のメジャー通算169本塁打の左のロサリオには初球の直球でファウルの後、スプリットを連投。連続空振りで三振を奪った。1球目は真ん中からやや外角へ、2球目は内角へ落ちた軌道に「外側や内側に動いていた。いい球だ。よく動いていた」とロサリオは感嘆した。

 最大の決め球となるスプリット。キャンプイン後、ブルペン投球でも落差の大きさが話題となっていた。この日、直球を捉えて唯一の安打性の打球を放ったエドマンも絶賛。「スプリットは切れがあり、速球には伸びがある。だからその2つはうまく連携しているのだろう。間違いなく通用する。そんな投手がいるかを考えているが、思い浮かばない」とし「ユニコーンだ」と大谷を表現する際に多用される言葉で称えた。

 大注目の中での初めての実戦形式登板。佐々木も「最初だったので感覚を確かめながらになったが、今まで踏んできたブルペンの感覚よりも、いい状態で投げられた。2セット目の方がフォーク(スプリット)が良くなっていた」と振り返った。ピッチクロックのタイマーも使っての27球。「楽しいとかはないけど、調整がここまでケガなくできているので、その点ではいいかな」と手応え十分だ。

 今後はブルペン投球を挟んで、オープン戦に登板する予定だ。「まだベストなボールは投げられていない。データとビデオを見ながら改善していく」。東京ドームでの開幕2戦目、3月19日のカブス戦でのメジャーデビューへ。また一歩、前進した。(杉浦大介通信員)

 ▼ドジャース・スミス(佐々木の捕手を務め)制球はとてもよかったし、空振りを取っていた。スプリットは捕球していても楽しい。よく動く。

 ▼ドジャース・ボティ(3度対戦し、見逃し三振など3打数無安打)素晴らしいのは多くのチームメートがそこにいたこと。そこで投げるだけでも勇気がいる。彼はそこで実力と、どう対処できるか見せてくれた。精神面でも強そうだ。

 ▼ドジャース・アンドルー・フリードマン編成本部長 今はただ彼をマウンドに立たせ、適切なフォームで、気分よく投げてくれたらそれでいい。

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