カ軍右腕がメジャー試合で初めてABSチャレンジ成功 ボール判定に異議唱えストライクに 由伸は機会なし

[ 2025年2月21日 09:40 ]

カブス・ポティート(AP)
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 ドジャースの山本由伸投手(26)が20日(日本時間21日)、本拠でのカブスとのオープン戦に今季対外試合初登板。3月18日の開幕戦で激突する相手に対して1回2/3を投げて3安打無失点、2奪三振に抑えた。

 登板後に山本は取材対応。「しっかり自分の投球ができたと思います。打たれながらにはなりましたけど、無事登板ができたのは良かったと思います」とコメント。

 ロバーツ監督が去年と比べて早く仕上がっていると話していたと振られると「これまでの日本も含めて2月の状態としては今までよりかなりいい状態かなと思います」とメジャー2年目の自身の状態に手応えを感じている様子だった。また、この日から試験導入されたストライク、ボールの自動投球判定システム(ABS)については「今日は試す機会がなかった。去年マイナーでリハビリ登板の時に何度か経験しましたけど、凄く新しいなと思います」と話した。

 「ロボット審判」に初めて異議を唱えた場面は、初回にカブスの右腕ポティートがドジャースの打者マンシーへの投球だった。カウント0―1から2球目の内角速球がボールと判定されると、ポティートが頭を触ってチャレンジを要求。場内に表示された映像によると投球はしっかりとストライクゾーンに入っており、カウント0―2から再開され、その後ポティートはカウント1―2からマンシーを見逃し三振に仕留めた。

 マーリンズ時代の2021年にメジャーデビューしたポティートは試合後、米メディアの取材に「完全にその打席全体のダイナミクスを変える。あると便利だね。カウントが有利になり、1ボール1ストライクの状況だったらより多くの異なる状況に進むことになる」と好印象の様子だった。

 ABS、いわゆる「ロボット審判」はストライク、ボールを機器が判定。MLBでは打者が判定に異議申し立てできる「チャレンジシステム」が適用される。オープン戦ではアリゾナのキャンプ地15球場のうち5球場で導入される。同システムは打者、投手、捕手のみが球審の判定に対して「チャレンジ」が認められ、各チーム1試合2度まで。投球直後に帽子、ヘルメットを触ることが合図で、球審の判定が覆った場合、回数は減らない。

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